励みになるレビューやメッセージをありがとうございます！

”違う視点を加えて読み返す楽しさ”を知って下さっている読者さまからのリクエストにお応えいたしまして、ちょっとした小話を書いておきたいと思います★

・エルヴィンの一人称
「私」と「俺」を使い分けているのは原作もそうなのですが、片翼の中では最近徐々に「俺」率が上がってきているのと、混ざってしまっている時があるんです（ミスではないです！(笑)）。気持ちの切り替え、割り切りができなくなっていく焦燥感が伝わっていればいいのですが(*´ω｀)

・77章タイトル『己己』
結構気に入っているタイトルです。この章は3人それぞれ、各々の心が少し明るみになる内容で、もともと『各々』にしていました。ですが個々人の心というよりは主人公とリヴァイ、主人公とエルヴィン、エルヴィンとリヴァイの相手との関係性が少しクリアになるというつくりなので、『各々』だと個々人の気持ち、というニュアンスが強くなってしまいそうで、「自分」という意味も「相手」という意味もある『己』をあてがいました。各々３通りの「わたしとあなた」の関係性、という意味を込めたタイトルです。

・77章主人公のコンプレックス
かなり早くから、かなりの数の伏線をいれていた（つもりです）、主人公のエルヴィンへの愛情の正体が明るみになりました。（いやもちろんそれだけじゃないんですが……）77章までに気付いていた方も、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか……？伏線探しで読みなおしてみるのも面白いかもしれません(*'▽')

・79章と悔いなき選択
オマージュしていることに気付いて下さり嬉しいです。そうです、イザベルとファーランを失ったあの日を想起させるような内容です。あの日後悔したことを繰り返さないようにとも思ったのでしょう、リヴァイは苦しい選択をしましたね……。なんでしょうね、どうしてもリヴァイさんには苦行を強いてしまう作者の癖があるようです……愛ゆえに、です(*｀艸´)(笑)


レビューやメッセージなどで感想はもちろん即作者の栄養になりますし(笑)、「ここ気になってる！」「この読み解きどう？」なども気軽に寄せて頂けると、こんな風に色々と小話出せますので嬉しいです★(ﾟ∀ﾟ)ｷｬｰ

そして近々ニュースに上げますが、新作のお披露目も考えております★ぜひお楽しみになさっていてください♪



ナツメナナ