※旦那→尾形
前職現役時代
随分前に、軽めのアナフィラキシーショックになったことがある。
それに伴って、いっときアレルギーを鎮静させるための注射を持ち歩いていた。
これは、普段目にする様なただの注射ではない。
サランラップの細い芯ぐらいのものを、太ももめがけて思いっきり突き刺すのである。
ざっくり説明すると、刺した勢いで中にしまってある注射針(極太)が出てくるという仕組み。
想像するだけで絶叫しそうにやばいのである。
なので、針の出ない練習キットも一緒に入っている。
確かに、普通の人は突然太ももに刃物を突き刺すなど、なかなかできないであろう。
まして親しい相手なぞに。
私「ということで尾形。
私に何かあった時に使って欲しいので、
練習しておこうと思う。
これを私の太ももに突き刺してくれ」
尾形「…」
ドスッ!
私「ギャー!ちょっとはチュウチョしろ!!」
尾形「俺は平気だからな、こういうの」
ああそうかよ!さすが尾形だぜまったく恐ろしい!
因みに私は練習キットですら、怖くてなかなかできませんでした。
尾形「そもそもお前に何度も刺してるからな」
私「ちょっと何言ってるか分からない」
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