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日記
まりも。流、心情描写の書き方



こんにちは。

最近は、無限列車編の地上波放送と、無限列車編アニメ化 遊郭編などの情報で、キメツ人気が 再熱しています

その影響か わたし3つの作品は、更新なしでも グイグイとランキングが 上がっていき、『鬼ヲ脱グ』『極楽浄土』は過去最高の順位になっています。(といってもまだ3桁ですが……。)

読者様にはいつも感謝しています。

ありがたいことに これまで戴いたレビューに、心情描写について 多くの方に 褒めていただきました。

ランキング上位に入る人たちの文章と比べたら まだまだ改善の余地がありますが、 記録としても もしかしたら誰かの為になるかもしれないという思いで、書き残しておくことにしました。




心理学や 脳科学的に 耳で聞いたことは 自分の身に起きたように感じると言われています。


例えば 「梅干しのように酸っぱい」 と聞いただけで あなたの 味覚は すぐに 梅干しの味を 思い起こし、唾液の分泌量が増えるほど感じることができます。


このように『~のようにー』とする方法が、読む側にとって、現在の状況をイメージさせやすい一般的な描写法ではないでしょうか。


勿論、このやり方も好きです。

でも、もっとジワジワくるのが、五感、体感をフル起動させてそれを言語化すること。


舌にピリッとくる
胸の底にぽっかり 穴が 空いたような
体中に甘い電流が走る
胸から溢れ出すほど

といった感じです。

こんな言葉を投げかけられたら
かけられた側はどう思うだろう
体の中でどう感じるだろう
どんな体の反応が起きるだろう

そんなことを物語を書きながら、 自分が色んな人物に 憑依した気持ちになって 書き進めていきます。


最初に述べたように

人は、 耳で聞いたことは 自分の身に起きたように感じます。

ということは五感で感じること 体で感じることを 言葉にして 魅せるということは、 読み手にも、ダイレクトに同じような反応を起こさせる効果があるのです。

テレビ番組で見るような 食レポを聞いて よだれが垂れそうになることも

目で見て
匂いを感じて
味わって

時には 作っている途中の音などを
そのまま言葉にして伝えているからこそです。


ではどうやって 心情描写の腕を磨くか

一般的かもしれませんが、 わたしが普段やっていることを あげるとすると


映画やアニメ、ドラマやその他の動画
写真やイラスト、絵画などの静止画
実用書や小説などの本

それらを読んで、見て、触れて、感じて
自分に起きたからだの反応や想いを文字起こししてみたり、

小説や歌詞、詩などの文章の模写をするなど

日々文章に触れて、 書いて 見て 読むことを習慣的にやっています。

一見大変そうに見えますが、 副産物として それらは自分と向き合う事に 繋がってきます。

だからこそ頭はすっきりするし 自分の思考の癖と 出会うこともあります。

別に物語として書かなくてもいい。

日記でも ただ思ったことの殴り書きでも 書くことはいろんな意味で 自分を高めていきます


結局 心情描写を鍛える ということは自ずと 自分と向き合うことになるのだと思っています。

だからこそ、 常にランキングの上位をとる方は 自分が整っている方が多いと思うし、 優しい方がほとんどです。

これからも心情描写を極めることと 自分を整えることを平行して、 文章も人間性も磨いていけたらと思っています。

今日の日記があなたの 生活や執筆活動に お役に立てたら幸いです。





[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2021-10-01 14:04:31

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