作者プロフィール
専用掲示板
当掲示板をご利用になる方へ
  • 極楽浄土ー大正(明治)コソコソ話ー (2)
    設定や、聞いてた音楽、モチーフとなったものを綴っていきます。

    日記で呟いていたこともこちらへ少しずつ…。


    まず、極楽浄土は何を思って何を書きたくて書き始めたのか…

    まりも。大前提として『童しの』大好物なんです。

    そして、原作で童磨が死んでしまった後の空間にしのぶさんが待っていて、煽りに来たら惚れられちゃった💦といったところ…。

    あの童磨さんのキラキラドキドキが、もっともっと前にあったらどうだったんだろうと考えたわけです。

    童磨は恐らく、生まれてから鬼になっても、周りにいたのは他力本願の神頼みの人間、駆け込み寺として住み着いた信者が殆どという環境で『命を華々しく謳歌』して『自律、自立』している人間はいなかったと思うんです。

    遊びに行っていた遊郭でもそう。

    『志』や『使命』に燃えて、『周りの人を信じる』ことや『無条件の愛』で生きる(しのぶさんのような)者はいなかったと。

    そこで、そういう人はどんな人?
    その人は何を孤独に思ってる?

    と考えて生まれたのが夢主です。


    まだ、冒頭の夢主のプロフィールで伏線回収していないものがあります。


    そこにも最大級の夢主の孤独と真実があります。


    一方、童磨が恋を本気でしちゃったらと思ったんですが、感情に興味があった分、強烈で鮮やかな感情に興味津々で『もっと味わいたい!』『なにこれ!じゃぁ、もっと他のは?』とどんどん深みにはまってしまうのではないか。

    そして、『嬉しい』『興味津々』『好奇心』で、思ったことはすぐ口にしてしまう(信者には無感情なので上辺だけの喜ぶ言葉のみ)

    夢主は無邪気なその反応を『新鮮』に感じたり、『はじめてが自分で自分のみで嬉しい』と感じていますし、ずぅぅぅぅっと記憶が残っている分、今が一番命を輝かせているような気さえしている状態です。

    童磨に対して母性が強い愛を抱いていますが、一番自分を知って見ていてくれる、認めて愛してくれていることに喜びを感じています。

    故に、肝も座ってるし一緒にいる覚悟も意地も強い。

    そんな二人は愛を育てるほどに己の存在する世界に背き、破滅の運命しかありません。

    それでも、『一緒に地獄を見よう』と堕ちていく愛のなれの果てを書こうと思っています。


    [投稿日] 2025-11-29 01:03:46[投稿者] まりも。
    童磨は、彼の生い立ちと置かされてきた環境で、善悪の基準は世間とずれてるけど、『人喰い』の行為は彼の中で『憐れな人を救う』という『救済』であり『善行』。

    『人喰い』や、『善行を理解しないものを殺す』ことは世間では『悪行』に分類されるようなことも、教祖として整合性があるわけです。

    よって、彼なりの善行を遂行する人物であり
    彼が思う悪行はせず

    教祖としての責務を果たそうとした男であると感じるのです。

    だからこそ、夢主に溺れてからの教祖としての勤めがどんなにしんどく感じても絶対疎かにしなかったし『信徒の苦しみ』から解放してあげなければと常々思っていたわけです。

    鬼として生きたキャラ全部に当てはまる曲で
    DIR EN GREY - VINUSHKA
    があります。戦場の兵士、死刑囚などの心情を歌った曲なのですが、地獄を歩む彼ら、特に童磨がこういう状況になるのかなぁ…。と思ってよく聞いております。

    今後(特に17章以降)の童磨さんの描写は
    DIR EN GREYの世界観が強くなるかも。
    夢主は童磨のところで生活するようになってからは
    マザリ

    章タイトル由来
    かくれんぼ→隠恋慕(マザリ『丑の刻参り』の歌詞)→隠蓮慕

    ↓マザリ
    禁呪
    ひとりかくれんぼ

    ↓DIR EN GREY
    我、闇とて…
    Glass Skin
    DIFFERENT SENSE
    VINUSHKA
    [投稿日] 2025-11-29 08:34:12[投稿者] まりも。
    時々、ネタバレになりそうなの書いたりしてますがすいません。半分メモ気分で書いてるところもあるかもです。

    時々自分でこの小説を書いていて、童磨が溺愛して溺れたらとか考えるんです。

    何回か、その台詞童磨じゃないだろ…。

    と自分にツッこんでみたり、他の夢小説や考察を読んだり2週3週して漸く本文が決まったりというのはザラです。

    あと他のキャラと比較で考えたりも。

    薬屋のひとりごとの猫猫も、感情の起伏が乏しいけど、
    悲しいとかそういう感情があったのって梅リン姉ちゃんとか女郎に可愛がられてたが故。

    童磨はそこのところ誰もいなかったどころか、親も含め全員が縋り頼ってくることで、「感情」を感じて言葉にすることなく自認することなく「子どもに縋るほど頭が弱くて惨めで哀れな者を救ってあげなければ」と生きてきたんだと思います。

    そういった状況の中、尊大に傲慢になることで自分を構築して、結局感情に疎く、空っぽのまま大人になっていったんだと。

    人間観察はその代わりいろいろできたし、言葉も選んで使い回す。

    鬼になってからは更に
    『救ってください』とより縋りながらも『救済』の場面で殺すことになれば『人殺し』と罵られたり怯えられたりで、身勝手な人達ばかりを見て人間自体を『愚かで救いようの無い生物』だと絶望したのではないか。

    そんな童磨を見抜いてるのも夢主ですね。

    実際、夢主のは唐津山と松乃以外とは一切関り合いもなく名前を聞くこともしていません。

    『信者喰らい』を知っていて、情が移るのを避けるようにしているというのもそうだし、今の童磨を作ってるのは彼らだという思いもあり、関わらないという選択をしているのかもしれません。
    [投稿日] 2025-12-01 21:37:31[投稿者] まりも。
前へ 次へ
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp