※旦那→尾形
現職種、前会社にて。
飲み会のあった日、夜遅くに電話がかかってきた。
私「もしもし?」
尾形「迎えに来い」
私「っは?」
尾形「駐車場にいっから、来い」
私「はあ?」
尾形「いいから来い、早く会いたいんだよ」
くそっ!こいつ!!
相当出来上がっている!!!
この時はまだ息子達産まれてないので、
仕方なくパジャマに上着を羽織って
最寄りの駐車場へ行くことに。
なんか街頭に照らされる
ゾンビみたいのがフラフラしている!!
私「ちょっともー、飲み過ぎでしょ」
尾形「フフッ、愛しt…」
尾形は私を掴もうと手を伸ばしたが、
既に何かを握っていた。
尾形「何で俺はこんなの持ってんだ…」
その手は何処かの伊達政宗のように、
指の間にスプーンを2本挟んでいた。
しかも器用にクロスしていた。
尾形、一瞬でスンッとなった。
私「わははははは!」
頭巾ちゃんも慌ててスプーン持って行こうとしたが、
尾形、お前もか。
尾形「先輩(鯉人)だな…ったく。
ナニ握らせてんだよ」
ホントだよ!いや気づけよ酔っ払いめ!
私「しかもスプーンにお店の刻印押してある!
めっちゃ良いスプーン!わははは!」
尾形「今日は高級焼肉屋だったからなぁ…」ナデナデ
お店に返してきてと言っているのに、
尾形のプライドがそれを許さず、(めんどくさい)
私も私で情が写って捨てられず、
未だに我が家にある2本の高級スプーンであった。
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