普段はTwitterで呟くことの方が多いのですが、久しぶりに語りたくなり日記を書いてみたり。
何についてかと言うと、フォーチュン・クエスト(以下FQ)について。
ご存知の方いるでしょうか。今年30周年を迎え、7月に堂々完結した王道ファンタジー小説です。
私のライトノベルの原点と言っても過言ではないこの作品。初めて出会ったのは中学校の図書館でした。
今でない時、ここでない場所。
そんな一文から始まる前開きの煽りに惹かれ借りたのをきっかけに、あっという間に物語の虜になってしまいました。
登場するキャラクターは、今流行りのチートや最強設定とは無縁の、ひよっこパーティー。
お人好しのマダムキラーなファイターにお調子者でトラブルメーカーのシーフ。
方向音痴のマッパーに幼いエルフの魔法使い、心優しい巨人の木こりに怪しさ満点な農夫。
本当に冒険者?というような個性の強い、そして等身大の彼らが織り成す日常は、けれども確かに魅力的な冒険に溢れるもので。
このウン十年、気が付けば夢中になって追いかけていました。
自分の作風を見つめ直していると、FQが自分に与えた影響は決して小さく無いなと改めて感じます。
まぁ語っておいて、実はまだ全巻揃えてないんですが←
pixivで優秀シナリオ発表されていたのを見て、ふと語りたくなってしまいました。
ほんとに楽しいんですよ。特別な力を持ってる訳でもない、レベルも低い。
アルバイトしながらクエストの資金を稼いだり、お使いみたいなクエスト受けてたり。
でもなんだかんだで重要な出来事に巻き込まれていくんですが、それでも彼らは彼らで変わらなくて。
冒険だけじゃなくて主要キャラの恋愛とかも描くんですが、気持ちの表現がほんと十代の少年少女というか、ファンタジーとか冒険者とかじゃなく”ただの女の子”なんですよねぇ。
当時は個人サイトもたくさんあったのですが、私はトラパス派でめちゃくちゃサイト巡りしました。
たぶん初めて二次創作のカップリングサイトに出会った作品だと思います。最初カップリングの表記の意味がわからなくてめっちゃ”?”飛ばしてましたもの。
終わってしまったと知り、早く結末が知りたいような、このまま永遠に揃えたくないような、微妙な心持ちです。
いや、でもやっぱ最後まできっちり読みたいので、近いうちに揃えるんだろうな。
もしちょっとでも興味ある方いらっしゃいましたら、新装版も出てますしぜひ読んでみてください。そして語り合いましょう。
トラパスだけでなくクレパスもクレマリもそれ以外のカプもFQ好きであればなんでも大歓迎です!
大人になるとなかなか同士に巡り会えなくて寂しい(´・ω・`)
日記へのコメント
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