今の愚痴と、この辛い状況の中でこその、このサイトへの感謝の言葉を綴ります。その手の話題が苦手な人は見るのを控えてください。
日記やニュースで何度か紹介していますが、私は3年次編入という特殊な方法で今年の4月に大学生になった。
ですが、皆さんもご存じかと思いますが、現在コロナの影響でキャンパスに入ることができない。
教室で勉強、分からないことは友達に相談、大学独特の空気、大学の食堂、帰り道の人通り、レポートをやりきった後に呑み会。
編入試験が受かった時から、このような生活を待ち望んでいた。
夢が現実になる瞬間は、本当に幸せだった。
特に、現役で失敗した経験があるから、失敗から成功に変わるのがどれほど素晴らしいものか、よく実感できた。
少し大げさかもしれないが、生きている実感みたいなものも得られた。
だけと私は、入学式もできなかった。それでも、いつか必ず大学に行けると信じていた。
今の私が、こんなことになるなら大学入らない方が良かったかもなと思うことを知らずに。
私は一度も大学に行ってないから、友達はいない。
ゼミには入っているが、オンラインで顔合わせるだけで、友達とはいえない。
しかも私は途中入学だから、ゼミ内ですでに顔見知りの人たちの輪に馴染むことも難しい。会うこともままならない今の状況だとなおさらだ。
パソコンでレポートの書き方すらあやふやだ。
幾度か、大学生活の電話相談で今までの不安を話したこともある。ていうか、親以外でそこにしか相談できないから。
私は、地域活性化について勉強し、それを専門にして将来仕事したいという夢があった。
けど今じゃその夢も、何だか遠い過去のように思えてきた。
私が一番辛いのは、そういった自分が本来やりたい勉強、または地域に直接出向くフィールドワーク、ゼミ合宿などが全て中止になったこと。
その一方で、難しい授業をオンラインのみで勉強すること。融通よくできないことだ。
正直に言うと、苦手なものは苦手であることを自覚して何とかやって、単位が取れるくらいにし、一方で本当にやりたいことをがんがんやろうと思っていた。
そもそも私は、やりたいことがあるからその大学を選んだ。なのにそれが満足にできず、オンライン授業ばかり。
大学の図書館で参考文献を見ること、大学でできる友達に付き合ってもらい、一緒にレポートを仕上げること。
そういう関わり合いがあるからこそ、勉強のモチベーションが高まり、完成度が高いレポートもでき、友達との仲も良くなる。
私はこういったものがあるからこその大学生活であり、やりがいや将来仕事に就くための練習でもあると、考えている。
でも今はどうだ?
パソコンばかり見る毎日。メリハリのないサイクル。高まっていく将来への不安。
こんなことになるくらいなら、大学に入らず就職した方がよっぽど賢明だったのかなと最近思い始めている。
親に授業料を払ってもらったのに。こんな事態になったから、働いてちゃんと返したいと思っている。
大学側もお金を返す気はなさそうだし。
入学式が中止になって、大学に一歩も入ることができない状態が半年も経てば、こうも人の心って変わっちゃうんだなと思う。
もう今のオンライン授業も身が入らず、提出期限遅れ、出席確認のボタンだけ押して、ぼーっとすることが最近多くなった。
何のために勉強してんだろう?と思うこともある。
色々と不安がこみ上げる中で、私の拠り所がここです。
このサイトにはすごく感謝しています。この場所があるからこそ、「楽しい」という感覚を忘れることはなかった。
「辛い」や「悲しい」だけになることはなかった。
もちろん、市内の友人と遊びに行ったり、家の猫を撫でるときも楽しい。
けど、ここで私が物語を書き、自分の世界を広げるというか、それを見てもらうことで充実感を得られる。
以前通っていた専門学校でレポートを書いたり、プレゼンをやり遂げるといった、現実世界とはひと味違う充実感です。
もしこのサイトがなければ、今頃どうなっていたのやら。
たとえ社会人になっても、これからもこのサイトでぜひお世話になりたいと思っています。
私は、普段の生活の現実と、趣味でこういった架空の世界を書く、ギャップというかメリハリが好きです。
今の現実はやりがいが全く無い。だから最近新しいものを探している。
大学にはもう期待できないが、オンライン授業で単位は取るしかない。
手話の勉強したり、色んな本を読んでみたりなど、とにかくできる限り色んなことに挑戦してみようと思う。
それくらいやらなければ、本当に不安に押しつぶされそうになるから。
今の現実から少しでも楽になれるよう、できる限りのことをする。
そうすればきっと、また違うやりがいを見つけられるかもしれないから。
日記へのコメント
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