作者プロフィール
日記
私の大学生活、、、返して

 今の私の気持ちを綴ります。おそらくほとんど愚痴で心地いい要素は何一つないと思います。恐らく気分を害するかもしれません。好きじゃない方はお引き取り下さい。



























 本当に辛い。苦しい。私は3年次編入という手段である大学に入った。それまでは受験に落ちて辛い思いを抑えながら専門学校へ行き、編入のための勉強を必死にやった。そして指定校推薦で見事に合格できた。私は3年生からのスタートで1年生からいた普通の子達と差があるから、私はたったの2年間しか通えないから、その分しっかり勉強しようと、心から思っていた。
 大学に入ったら、地域活性化や地方創世などの勉強をして、将来は街づくりなど観光業を通じて仕事をしたいと、そう目標を掲げていた。大学のゼミでは地方のフィールドワークのための合宿があるので、私はそれを何よりも楽しみにしていた。
それだけでなく、他の授業も普通の大学生のように大講堂で勉強して、分からないことがあれば大学でできた友達に教えてもらったり、そこお礼にジュースをおごったり、ごくごく普通のことをしたかった。
たくさんの友達を作りたかった。もしできたら、素敵な恋人とかもできたら嬉しいなと、思ったりもした。

 なのに何でこうなってんの?何で私、一度も大学に行ってないの?今の私なんて、大学生じゃない。こんなこと望んでないのに、何で?

 ゼミ合宿も中止になって、フィールドワークもできない。地域の過疎化について学びたかったのに、地方に行けない。それどころか、地元の繁華街にすら足を踏み入れることすら難しい。

 大学の友達もまだいない。専門学校の友達は、地方出身の子が多くて、再会なんてできる状況じゃない。誰にも会うことができない。

 このままの生活を続けて、再来年就職しちゃうの?いやでも無理なんじゃないかな。だって今でさえ、解雇される人が多いのに、新社員なんて雇える経営状況のわけないし。
先生から聞いたんだ。就職で一番苦労するのは恐らく、来年ではなく、2、3年後だって。つまり私の世代だ。

 もう何もかもめちゃくちゃだ。今が人生で一番最悪だ。全く元気が出ない。人生がつまらない。ここ数ヶ月の生活でも、人生こんなにつまらないものだっけな?と思っている。何もかもがつまらない。憧れていた大学にも行けない。オンラインなんて、全くつまらない。

 親は「しょうがない」とか、「周りの人はもっと辛い思いしてる」とか、「大学編入じゃなくて就職してたらもっと大変だったかもよ」とか言ってたけど、
そう思えば今の私の苦痛が和らぐと思った?

 「前向きになれ」って言うけどさ、そんなのとっくに何度もなったよ。でもなっても、世間が良くなることもなく、全く大学が再開する様子もない。だから何度も落胆して、「来月こそは行ける」と前向きになろうとしたよ。

でももう限界だ。

 最近はこんなことを考え始めた。
私が就職する頃、恐らくほとんどの企業は新入社員を雇えるほど回復していない。なら、回復するまでは大学生の就職を後回しにし、それで在学期間を伸ばして、その期間をまともに勉強できない今を挽回するために使う、ということだ。大学がそんな寛容な対処をしてくれたら、どれほど救われるか。正直のところ、親が支払ってくれた学費と、今やっているオンライン授業じゃ、当たり前だが全く釣り合っていない。親も学費に含まれる設備費などを返上してほしいと希望しているし。ただ、大学は義務教育じゃないから、文部科学省がそれほどやってくれるとは思えない。高校や中学ではすでに普通授業が執り行われていて本当にうらやましい。大学は100人くらいの大人数で大講堂でやるから仕方ないとして、だったらコロナが収まったら普通の授業をもう一度受け直したい。できるなら今すぐ休学して、収束してから2年間行き直したい。でも同年代の人がいなかったら、友達できにくいかな


この日記を書いている今でも、涙が止まりません。
悔しくて悔しくて。いっそ生まれ変わって、そこでちゃんと大学に行けたらなんて考えることもある。

たった二年間の僅かな期間なのに、さらに無くなるなんて。私は本当に辛いとしか言えない。

こんな日記は、誰も好きになれない文章ばかりです。多くの読者の反感を買っているかもしれません。読者にこんな文章を書いて見せる私は作者失格かもしれません。ですがこれが私の気持ちです。ここに書きたくなるほど、本当に精神が辛いんです。

今の事態は誰のせいでもないのは分かっている。誰かが意図的に仕組んだことでもない限り、こんな言葉、誰にも言えるわけがない。でもこの場を借りて書かせてもらう。

もし今の事態が、神様の低俗ないたずらとたとえるなら、私は神様にこう伝える。


私の大学生活を返して。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2020-07-11 22:55:19

日記へのコメント


 蘭華さんへ

 コメントしていただき、ありがとうございます。拝見しました。やはり誰かに励ましの言葉を頂けば、気持ちが楽になります。今度友人とご飯を食べに行くことになったので、その時に気分転換したいと思っています。蘭華さんも、この状況で苦労することは日常多々あると思いますが、お互いに頑張らないことを頑張りましょう。本日は誠にありがとうございます。

 橙香より
[投稿者]橙香さん [投稿日]2020-07-12 15:31:21

はじめまして 蘭華と申します
日記を拝見させていただき思わずコメントすることお許しください

私は、大学生というものを経験しておらず社会人となったので澄香様とは違いますが

確かにご両親様の言うことも最もです
けれど、やはり辛いものは辛いですよね

そんな中で地域の過疎化など他人のために学びたいというお気持ちを持てる澄香様はすごいと本当に思います
私なんかふてくされてばかりだというのに

辛い思いをしたぶん必ずどこかでRecoveryする何かがあると思います

Don´t give up when it´s hard!

澄香様が一日でも早い大学生活をおくれますように願います!
[投稿者]さん [投稿日]2020-07-12 05:25:28

スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp