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日記
閑人駄語☆91 ※訂正あり

※赤穂は広島と書いたけど、間違いです!兵庫!兵庫です!間違えて覚えてたのが、また出てしまいました…もうしわけございません。

こんばんは!

今、うちのローリングとうちゃんが夢中になって「忠臣蔵」を見ています。
この前から、色んな時代のいろんな忠臣蔵がBSで再放送されまくってますね。

Mariaでもちょっと忠臣蔵の出てくるシーンがあったんですが、もうさ…私くらいの年代の人でも、忠臣蔵ってどんな話か怪しいと思うのよ…

若い方には「水戸黄門」や「必殺仕事人」よりも馴染みのないものじゃないかしら。
まあ、時代劇に限って言えば、なんだけど…

すんごい前にもどっかで忠臣蔵のお話書いたとは思うんだけど…どこだっけか忘れたw

簡単にのさまじょ風にお話を説明すると…


「忠臣蔵」とは江戸期に生まれた、人形浄瑠璃・歌舞伎の演目。

赤穂(訂正:兵庫)の藩主「浅野内匠頭」が江戸城で刃傷(殿中で刀を振り回し人を傷つけた)事件を起こしてしまい、喧嘩両成敗が基本ルールにもかかわらず、浅野だけが即日切腹という理不尽な裁定が将軍(綱吉)から下される。

浅野が刃傷に及んだ理由は、幕府の接待係に任命されがんばってやっていたのに、上司に当たる「吉良上野介」に散々パワハラをされたためであった。

理不尽な裁定の上、更に浅野のお家は改易(ないものにされる)、お城も渡せ(別の城主が家臣を連れて来るので、家臣たちは住むところもなくなる)と言われ、家臣たちは無職に。

武士の身分も取り上げられ世間に迷い出た家臣たちは、なぜ主君の敵討ちをしないのだ!腰抜けども!と、世間の風当たりは最高に悪く、再就職もままならない。

浅野の子、大学がまだいるから、お家再興を嘆願していたので、旧家臣たちは敵討ちに動けなかったのだ。

元・城代家老であった「大石内蔵助」(忠臣蔵の主人公)は、その望みが叶うことがないとわかったときから、仇討に動き出す。

そして事件から数年後の元禄15年12月14日(新暦だと1月30日頃)に、最後まで仇討ちにしたいと残った家臣たちと一緒に、吉良邸に踏み込み無事に吉良の首を上げた。

世間はこの敵討ちに拍手喝采だった。

しかし、これは改易後の話で、裁定ももう下っている案件だったので、家臣たちの敵討ちは認められず、全員切腹して話は終わる。



全然簡単じゃなかった…www

というお話なのですが、これは史実を元にしております。
実際に元禄時代に起こった「赤穂事件」というのが元になっています。

赤穂事件は、まあお話の筋としては一緒なんですが、諸説あります。

浅野内匠頭がなぜ吉良に切りかかったのか、理由は不明。
本人が自白しなかったから。
ただ「遺恨があった」としか言わなかったんだって。

なんで即日切腹になったかと言うと、その日接待していたお客さんがすんごい幕府にとって大事なお客さんだったから、「なんてことしてくれたわけ!?」と、将軍お怒りのため、という説と。
浅野が精神に異常を来していたからという説あり。

で、なんで喧嘩両成敗にならなかったかというと、実際にパワハラなどなく、勝手に浅野が発狂したというのが最近出てきた説。

あとは、吉良は高齢で、その時の将軍綱吉は非常なインテリで「年寄りとはいたわるものだ」という儒教の教えを守って、年寄りに(しかも背後から)狼藉した浅野の方を罰したのだ、という説もある。

実際のとこ、パワハラがあった証拠はどこにもなくて。
吉良にも事情聴取はしたけど、理由はわからず。

結局、この殿中での刃傷沙汰については、事実だけがあって理由は今をもってもわかっていない。


ということで、忠臣蔵とは理由がよくわからない事件から端を発しているんだが、なぜこんなに民衆に支持されたかというと…

当時の世相というか…いろいろ重なって、すごい赤穂浪士が支持されたんだと思うのね。

当時の将軍綱吉さんという人は、犬公方として有名な方だけど…
最近評価が変わってきてるよね。

彼が「生類憐れみの令」を出さなければ、日本は戦国の頃の野蛮な風潮の残る国になっていたんじゃないかって言われてますよね。
確か草彅さんがドラマで綱吉を演じた頃くらいから、そういう説が出るようになりましたね…

綱吉がお触れを出したがために、社会が「命を簡単に殺さない」風に変わって、その変わったことに対する不満が、赤穂浪士を通して幕府に対し噴出していたんじゃないかって。

政府に対する不満が根本にあったんですね。

そういうのをどっかで読みました。
どこだったか忘れたw

だので、こんなに忠臣蔵って長い間支持されてんのかなって。
ちょっと思いました。

ご興味を持った方は、自分で調べてみてちょ。

[関連ジャンル] 人物  [作成日] 2018-12-10 16:27:06

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