作者プロフィール
日記
愚者のオルゴールと狂者のクロックの話

読んだ方にしか分からない話なので申し訳ないのですがお話させてください…。
同じものを二度書けないのでせめて頭の中で練ったプロットを吐き出したく…。

愚者のオルゴール
白石夢長編。何年も夢を書いてきた私ですが、長編夢を完結させたのはこれが初めてです。
白石視点のお話で、転入してきたヒロインに惹かれ付き合うことになった二人。
だが、初デートの夏祭り。些細なことで喧嘩をした二人。そこでヒロインはトラックに跳ねられ死亡。死に倒れるヒロインの横にあったのは喧嘩の原因となったオルゴールだった。
わかり易く言うと、時を遡れるオルゴールを使い過去に戻り未来を変えようと頑張る白石のお話。
しかし、二度目は電車に跳ねられ、三度目は手首を切り自殺、四度目は白石を盲目的に愛する女屋上から突き落とされ死亡。
もう一度やり直しをしようとした白石の手からオルゴールを奪い破壊した女を一瞥したあと、白石はヒロインの後を追うように屋上から飛び降りた。
その後、死後の世界で巡り会い輪廻転生により幼い別の姿で二人は巡り会った。


狂者のクロック
愚者のオルゴールで、白石が4回目のやり直しをした世界での財前光のお話。
テニス部マネージャーになったヒロインに少しずつ思いを寄せるも、自分と同じように思いを寄せる謙也や、おかしな行動をする白石に焦り思いを伝えようとするも上手くいかない。
夏祭りの時、やっとの思いで好きの気持ちを伝えるが、白石くんの事が好きなの、とフラレてしまう。
ヒロインを避け、傷つける様なことを言ったりするくせに、ふとした時にヒロインを助ける白石に、財前は苛立ちを募らせていた。
そんなある日、二人が屋上から飛び降り、死んだと聞かされた。
ヒロインが先に飛び降り、白石が後から。
そう聞いた財前は白石に嫌悪と軽蔑の念を抱き、14歳の夏から10年後の24歳の夏までそれを引きずっていた。
そんなある日、カフェでぼんやりとしていた財前の前に現れたのは笑った顔がどこかヒロインに似ている美女だった。
彼女は懐中時計を取り出し、財前の前へと差し出した。
「貴方の寿命をほんの少しだけもらう代わりに過去を見ることが出来る」
美女はうまれつき体が弱く、余命はあと数年と医師に言われたらしい。死にたくない彼女は、自分の姉ーー白石を盲目的に愛していたあの女からその時計を貰い、その話を他人に持ちかけては寿命を貰っていた。
その時計を使い、ヒロインの過去を見た財前は驚いた。
トラックに跳ねられ死亡。現実世界に戻される。もう一度時計を動かす。
電車に跳ねられ死亡。現実世界に戻される。
訳が分からなくなった財前は、白石の過去に飛ぶことにした。
そこで初めて、白石のしてきた足跡を見て財前は驚愕した。
「めっちゃ…愛されてるやん」
自分が彼女を思っている以上に、白石は彼女のことを愛していて、もがき苦しんで最後は後を追うようにして命を経った白石に財前は声を上げて泣いた。
その後、現実世界に戻り時計を美女へと返した。

「自分、生き長らえたいのは分かるけど、そんな事ばっかしてなにも人生楽しめてへんくて…つまらへんやろ。それやめて、自分のこと心から愛してくれる人探した方がええで」

そう言葉を添えて財前は中学時代の思い出から少し抜け出すことが出来た。


君に捧げる賛美歌
狂者のクロックで、財前光に時計を渡した美女が主人公。
実はヒロインと同姓同名である。
財前から時計とともに胸に刺さる言葉を送られ、彼女は悩んでいたところ、プロテニスプレイヤーとなった遠山金太郎と出会った。
(身長は180cmほどの設定)
天真爛漫な遠山と出会い、次第にお互いに惹かれあっていくが、姉のしがらみが邪魔をする。
これでは駄目だと姉の過去に飛ぶが、そこで目にしたのは財前の想い人であったヒロインをあの手この手で殺していく姉の姿で…?



この三部作で物語りが終わりなんです…。
数年後、気力があれば少し違う話になってしまうかもしれませんが愚者のオルゴールをリメイクして書きたいな、なんて思っております。
とりあえず今は幸村くん連載頑張ります🤗

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2018-08-03 22:09:09

日記へのコメント

まだコメントはありません

スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp