グッドミッドナイト!
快誕がんばる為にも燃料補給しようと軽い気持ちでピク○ブアプリで世紀末の魔術師のコミック版が一巻無料だったので読んだんですが。
久し振りに世紀末見たら
初っ端からキッド格好良すぎる…
何あれ…
半端ない…
なんか鳩がめっちゃキッドさんの補佐してるやん…
やばい、鳩になりたい…
鳩になって、キッドさんの周りを飛び回りたい…
てことで、以下、盛大なる世紀末の最初の方のネタバレ妄想です←快誕はどうした
※ヒロイン?は鳩です←
◼️◼️◼️
「ほんじゃ、ちいっとばかしひとっ飛びしてきてな」
私の足に何やら括り付けた私のあるじは、その言葉とともに私の首を指でうりうりと軽くくすぐって。やめて、あるじったらテクニシャン!と思わず目を細めてしまう。
いや、今はあるじとじゃれついてる場合じゃない。あるじに、頼まれ事をされたのだから!役立つ所をみせないと!!
この鳩めにお任せください!と気合十分にくるっぽーとひと鳴き入れて、私は白い翼を青空に広げて彼の腕から飛び立った。
ーーここか。
換気の為か、少し間上の方の窓枠で、羽根を休める鳩を装い立ち止まる。
今回のあるじの獲物はーー卵?
…私の卵で良ければいつだって産むんだけど。
あるじの子供を産卵出来たら嬉しいなぁ。
そんな夢見がちな事を考えていたら、中の人達がいつの間にか場所を移動していた。私も愛しのあるじの元へと戻らねば!
あるじがどこへ移動しようと。私はあるじがどこにいるかわかる。
帰省本能なのか。愛のなせる技なのかはわからない。
日が落ちたって。
雨だって。
どんな時でも。
貴方の元へ戻るんだ。
にしても。今日はまた一段ととんがった高い場所にいらっしゃる。
タワーの上とはなんとまあ。鳩でも中々ここまで高いところ飛びませんよ、あるじ。
まあ、あるじはこういう高い所が似合う。
その私とお揃いの真っ白な扮装が、暗い闇夜に映えて。
華麗なる怪盗の出陣に、心が躍る。
私に気付いたあるじが、その指を差し出して。私は愛しのあるじのすらりと長い指へと舞い戻る。
にぃ、とあるじが不敵な笑みを浮かべた。
私も思わずウキウキしてしまう、この、高揚感。
今から、あるじのショーが始まるんだ…!
高まる気分のままに、あるじの周りを周回する。
凛と立つ白装束の怪盗紳士は、すう、と息を吸い込んだ。
「レディース…アンド…ジェントルメーン!!」
そう、あるじが高らかに叫んだと同時に、花火が舞い上がった。
さあ!あるじのショーの始まりだ!!
ーーー
何もかもが上手く進んでいたはずだった。
あるじがタワーから飛び立つ前にその胸元へと舞い戻った私は、あるじの抱える木箱を横目にほくほくとした気持ちでいっぱいだった。
私も少しはお役に立てたのだろうか。
あるじのお役に立てたなら、何よりなんだけど。
その時。キラリ、と何かが光った気がした。
あるじに注意を引こうとする前に、それは起こった。
びしり、とモノクルが落ちる。衝撃で、ハングライダーが傾く。
木箱があるじの腕から離れたことに気付き、慌てて胸元から飛び出た。
あるじの獲物が!
…あるじは!?
私と目があったあるじは、澄んだ蒼い瞳でコクリと頷いて。
ーーあるじのことは心配だけど。私のあるじは、こんなことでダメになる方ではない。
あるじの獲物を壊すわけにはいかない…!
必死で木箱を結ぶ紐を加えて、少しでも落下速度を緩めようと試みる。
だめだ、鳩の身体では木箱は重い。重すぎる。
それでも。
クッション代わりくらいにはなれただろうか。木箱は割れてしまったけれど。たまごは、無事だといい。
コンクリに打ちつけられた身体が悲鳴を上げている。
あるじ…無事かな…。
誰かが近づく音。この気配は、少し覚えがある。
そうだ。あるじと同じ、蒼い瞳を持った、あるじのライバル。
彼が私を手にとった。
怪我を確認して、動けない私を胸元に保護してくれた。
でも。
あるじの胸元じゃないことが、こんなにも寂しいなんて。
早く、あるじの元へ戻らないと。
◼️◼️◼️
的な←
最終的には鳩のが擬人化してらぶらぶになるはず←
あとのおおまかな流れはなんとなく覚えてる程度なんで、無料の一巻のところまで!文字数あるしざっくりと!
この後も鳩なんか活躍すんだっけ?←
6/1まで一巻無料ですので皆様も是非、キッド様に悶えて頂ければ♡
日記へのコメント
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