こいつだけは手を出したらダメだと思ってたのに。
うちの子や皆の夢を守るため
愛と勇気が友達のこのアニメだけは、薄汚れた妄想しないようにしてきたのに。
一周まわって存じ上げない的話をする番組がアン○ン○ン特集してたから、うちの子がテレビかじりついちゃって。
一緒になって見ていたら。
衝撃の事実を知っちゃいまして。
ジャムさんとバタ子っちの驚きの関係に頭がパーンてなった
2人は…夫婦でもなく、親子でもなく、ただの同居人らしい。
た だ の 同 居 人
!!!
しかも、2人は人間じゃなく妖精なんだっていうじゃないか。
赤ちゃんのアンパンを2人で育ててんのに。
それでも、ただの!と言うのか!!
と、大体頭おかしいのでそこにものすごく食いつきまして。
ジャム←バタ←アンパン
的な三角関係が脳内を駆け巡り。
以下、子供の夢を壊すどうしようもない燃え語りのため、閲覧要注意でお願いします。
リアルな彼らで考えると物凄くシュールなのでそれはそれで面白いんですが、まあいつものごとく美化しときましょう。
ナイスミドルで料理上手で優しいジャムさん…あれ、こう言うと最強じゃね?ジャムさん。
おっとり美人と思いきや、何気に力強かったり物凄い制球力を誇るバタさん
得意の擬人化妄想で黒髪短髪、濡れた子犬のような瞳の美少年、アンパン君
ジャムさんはね、昔結婚してたの←
ほんでも、皆に優しいジャムさんに、物足りなさを感じた嫁の浮気によりお別れすることに←
それが軽くトラウマなジャムさんは恋愛に今一歩踏み出せないヘタレミドル
バタっちは、そんなジャムさんの過去を知ってるから強く攻めることが出来ない、けど好き←
たまに、いい雰囲気になるんだけど、途中でジャムさんがやんわりと距離をとるのがもどかしい。
アンパンはバタラブ。正義の味方やってんのもバタに褒めてもらいたいから←
でもバタの気持ちも知ってるから、家族愛的な振りをして接している。
でもジャムさんのことも好き。これは親愛の方。
だから2人が上手くいけば自分も諦めがつくと思ってるけど、この点に関しては全然動かなくなっちゃうジャムさんにたまにイラついてたり。
まあそんな感じで以下興奮を発散すべくダイジェスト的妄想スタート!!
あ、今回はドリームなしの、本当ただの二次妄想でお送りしております←そういう問題じゃない
◼️◼️◼️
「わー!ジャムさん、今回の新作パン、すっごい美味しそう!!」
目をキラキラと輝かせて、バタは焼きたてのパンが並ぶ天板を見つめた。
こうして一緒に暮らして何年も経つのに、未だにこうして手放しで褒めくれるバタに、ジャムは心がじんわりと温かくなる。
「そうかい?」
「ええ!この、イチゴの粒が大きく残ってるデニッシュ生地のパンなんて、ジャムが艶々してて、とても綺麗で美味しそう!」
「ふふ、そのジャムなら、まだ鍋にたっぷり残ってるんだよ」
本当?と大きな瞳をさらに輝かせたバタに、ジャムは鍋の縁に付いていたイチゴジャムを指でさらって、その喜びで綻んでいた小さな唇に指を差し入れた。
美味しさと驚きに瞳を見開くバタに、ジャムは特に気にした様子もなく「味はどうだい?」なんて呑気に聞いてきて。
甘すぎず、イチゴの瑞々しさがしっかり残っているそれはたしかにとっても美味しい。けれど完璧に意識されてない悔しさに、バタは意趣返しにと、ペロリとその指を意識してなぞるように舐めた。
そこで漸く自分のしでかして行動に気付いたジャムは、慌ててバタの赤い舌がのぞく口内から指を抜き出して。
じんわりと頬が赤くなっているジャムをみて、心の中でバタはガッツポーズを決めた。
ーーたまには。私だって、貴方を翻弄したいもの。
◼️◼️◼️
それ以上は言ってくれるな。
そう、明確に言われたわけじゃない。
けれど確かに線が引かれた事に、バタは心が軋むのを感じた。
ジャムさんが、この関係を壊したくないと思っているのはわかっている。それでも、もっと近づきたいと、貴方の1番になりたいという私の心は正直で。
ああもう。いっそのこと、こんな気持ちなくなっちゃえば少しは楽になれるのに。
思考が落ち込み、石窯の前にずるずると座り込んでいると、かちゃり、と工房の扉が開いた。
「アン君、おかえりなさい」
「…僕だったら。バタさんを泣かせたり、しないのに」
目の前で、茶色いマントが揺れた。
◼️◼️◼️
まだ書き足りないけど文字数限界!
お目汚し失礼しました!!
グッドミッドナイト!
日記へのコメント
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