こんばんは。
ラストタスマニアデビル…
もうちょっとで抜けそうです。
でもまだタスマニアってます。
さて、ベッドの中でウンウンしてたここ数日ですが…
ボレロにハマっておりました。
ボカロじゃありませんw
ボレロ。
1928年に、モーリス・ラヴェルが作曲したこの曲。
スケートの生中継のオープニングに使われていたり、アレンジしたものが時々テレビから流れてきますね。
元々バレエのために作られた曲でありまして、だがしかし、この曲は演奏していると、演奏者自身暴走してしまうという特徴のある曲で、あまりバレエの生演奏には向いていない曲だそうです。
テンポがどんなに気をつけても早くなるんですって。
だから、ギエムが生演奏で踊った時、振りを飛ばさざるを得ないくらいだったこととかあるそうです。
生演奏でしかバレエの舞台ができない時代の曲なのにねw
すごいわwww
前に日記に書いたと思うのですが、私はこの曲で踊ってるシルヴィ・ギエムがだいすきで。
彼女もフランス出身で、振り付けをしたベジャールもフランス出身という、まさにTHE・おフランスな感じでございます。
ウンウン唸って寝ている間、ベッドの中でようつべを楽しんでいたんですが、たまたまシルヴィ・ギエムのものまねをしている有名なダンサーの方の映像を見まして。
あ、ギエムのボレロ、久しぶりに見たいなあと思って見たわけです。
私の好きなボレロは、モーリス・ベジャールが振り付けをしたものでございます。
もちろん曲も好きなんですが、この曲を聞くとあの舞踏が頭に再現され、アドレナリンが凄いでますw
丸い円形の舞台。
その上には上半身が裸で、下半身には黒のタイツのみをまとった裸足のダンサーが立っている。
そのダンサーは「メロディ」。
身体でメロディを奏で、音楽を表現していきます。
やがて終盤、周りに居たダンサーたちも合わさり、人間の身体で音楽を表現し、奏でていく。
という、こういうモダンバレエの舞台なんです。
たったこれだけなんです。
この作品が一躍世界的になったのは「愛と哀しみのボレロ」という映画なんですね。
それと共に、モーリス・ベジャールも確固たる地位を築いたというもので。
この映画でボレロを踊っていたのが、ジョルジュ・ドンという人であります。
私は昔からボレロが好きだったので、もちろんギエムのボレロも生で観に行っております。
ベジャールもギエムもとても親日家だったので、とっても日本にはたくさん来てくれてて。
特にギエムは引退する年、どんだけ日本来てたんだよってくらい来てくれて、そして年越しボレロまで踊ってくれています。(この映像はようつべにあがっています。今ならまだみれる?)
私はその僥倖に預かり、ギエムのボレロを2回見ることができました。
で、やっぱり事前学習が好きな私は、この時に何度も何度もギエム以外のボレロもようつべで見ておりまして。
そりゃあもう見ましたよ。何度も。
だけどね、今回ウンウン唸っていて、また新たにハマりました。
ジョルジュ・ドンのボレロ。
おかしいなあ…過去に何回も見てるはずなのに、なぜか今回私の心を鷲掴みにしたのは、ジョルジュのボレロでした。
まず、ベースがBLである。
いや、すいませんwww
この方、ゲイだったようです。
そしてモーリス・ベジャールも。
所謂そういう仲だったんだろうなとは思います。
まあこの当時、というか今もなんだろうけど…
やっぱこういう業界はゲイの方おおいんです。
元々多いんです。
ニジンスキーだってそうだったし。
あの人、バイだけど。
で、当時はエイズの流行り始めで…
たくさんのアーティストがエイズで命を落としていますが、ジョルジュ・ドンもエイズで命を落としています。
で、残っている映像というのは、エイズ宣告受けたあとのものが多いんです。
だからというわけじゃないんですが、なぜか私は今回ジョルジュ・ドンのボレロにとても心惹かれ、心をとても揺さぶられたのです。
モダンバレエって、大半が難解だしわけわかんないんですよw
だけど、クラッシックの作品よりは、よりダンサーの資質というのが問われるものかなとも思います。
特にこのボレロというのは、踊る人によって全然違うものに見える。
あ、男女に振り付けるというのはあまりないので、ギエム(女性)とジョルジュ(男性)が同じものを踊っているというのは、多分世界でこれだけだと思います。
ああ…もっと書きたいことがあるのに、全然たどり着かないw
ということで、このお話はまた続く。
SHELTER、今日二回更新しちゃったけど、中途半端なとこで切れてたから…付け足しました!
ごめんねw
ということで、次回に続く!
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