作者プロフィール
日記
ROSE完結にあたって

先日、ROSEをピックアップいただきまして、最後に書きたかった小原の話をもって、完全に完結といたしました。

作者ニュースにも書いたんですが、これで書きたいことの全部は書けたかなと思います。

実は長編のお話を完全完結させるのが、これが初めてなんです。

この他に、天青・翼竜・SHELTER・Re・Birth…その他、コラボ作品もありますが、どの作品もまだ書けるっちゃあ書けるし、書くつもりのものもあります。
でも、ROSEは…ここで完全完結でございます。

本当に書かせていただき、ありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。

前サイトから連載しておりましたので、もう何度もROSEを書き始めたときのことなんかは書いたとは思いますので、追加短編について。

第17章Perl は、そも書かない予定ではありました。
本編は結末が決まって書いていたものでして、本編終了時には書き残した事はあるものの、これでいいかな、なんておもっておりました。

とにかく書きたかった結末は書けて、そして主役である翔は死んでしまった。
だから、これで終わりにしようと思っておりました。

Perlの一番最初の短編をクリスマスに書いて、書いてみたらやっぱり和也くんと翔を一緒にさせてあげたいなって思いが湧いてきてしまって。

いずれ一緒になるんだとは読者の皆様は思っては頂いていたと思うんですが、やっぱりそれを形にしたくなりまして。
それで、Perlに続きを書くことにしたんですね。

で、やっぱり残っている潤と智には悲しい思いをさせてしまいましたが…翔の義理の母である美穂さんにも。
でも和也くんは、やっと翔と誰にも邪魔されない世界で二人で過ごすことができるんだ、という世界を描けて後悔はないです。

潤と智に関しては、Re・Birthで続きを書いておりますので、どうぞそちらを御覧くださいませ。
→第19章 特別短編 あの日から…

その後、雅紀について書こうと思ったのは…
結局、はっきりとはどうなったか描いていなかったので。
そして、相葉ちゃんはのさまじょさんの作品だとしあわせになれないって言われて…
反省して第18章 Buried Alive In The Blues を書きました。

嘘ですごめんなさい。

雅紀は何故こういう死を迎えなきゃいけなかったか…
それは本編のなかで描いたつもりではあるんですが、相葉ちゃんのファンからみたら、何故?WHY?だったと思うんです。
そこは本当にごめんなさい…
リアルの相葉ちゃんと、ROSEに出てくる相葉ちゃんは別モノだと思ってください…お願いします…

そして小出さんも殺人を犯しています。
キリスト教徒である小出さんが、どうやってそれを捉えているのか、捉えていくのかも描きたかった。

そして、第19章 Get It While You Can はその後の風間のお話。
これは、Re・Birthを書き終わった後で書いたものです。

風間もその後どうなったのか、描いていませんでした。
ガオを失って、一体彼はどうやって生きていくのか。
やっぱり、一人が似合うよなあって。
猫のミーちゃんと暮らしながら、回顧してる姿が浮かびまして…
そうやって過去を愛おしみながら生きている人もいるんじゃないかなって。
そう思って、描きました。

そして最後の、第20章 THE ROSE。
この小原のお話で最後だと思って、タイトルにもしたROSEを使いました。

他の章は、全部ジャニスが歌った曲のタイトルです。
この曲だけは、ジャニスに捧げた曲になっております。

Re・Birthでも、第21章 is a rose… とタイトルに薔薇の付いた章を描きました。
あちらはあちらの世界での完結を意味いたします。
(結局終わってはいませんがw)

そして、こちらの世界の完結は…
小原と風間の今でも続く思い。
それはきっと、彼らの生が続く限り、終わらない旅なんであろう。
それを描いて、ROSEの完結とさせていただきました。


最初は、ただ和也と翔の物語を描ければいいと思っていたけど…
ノンリアで長編を書くのが初めてだったので、それぞれのキャラに思い入れがこんなに強くなるものなのか、と驚きました。

リアル路線を書いていると、それは即ちファン心理とかもありますので、それぞれのメンバーを愛しているのには変わりがないんですけど…

ノンリアの小説になると、キャラはメンバーのお面を被ってもらってて、中身は作者が作り出した”人”です。
それぞれが本当に愛おしくて、たまりません。

最初のノンリア小説でしたので、拙いところもいっぱいですが…私にとって、とっても大切な作品になりました。

今まで応援、ありがとうございました!

レビューお礼は次回で。

[関連ジャンル] 人物  [作成日] 2018-02-27 16:55:11

日記へのコメント

まだコメントはありません

スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp