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日記
閑人駄語☆2

こんばんは。

今日は姪っ子の襲撃を受けまして…
ツボもVSも見られなかった。

うちは正月と言えば花札の「こいこい」で。
父方の集まりでも、母方の集まりでもとにかく花札をする一族でした。

大人も子供も一緒にやるので、通常の花札よりも役が多いんです。

例えば、「猪鹿蝶(いのしかちょう)」という役があります。
これはイノシシの赤まんまと、鹿のもみじと、蝶のボタンの十文の札を3枚集めた役なんですが、うちのルールでは「菊鹿蝶」という役もあります。
イノシシの赤まんまの代わりに、菊の十文の札でもOKなんです。

というように、通常の花札よりも役が多く、子供でも役を作りやすいようにできておりますので、そりゃもう花札を一晩中でもやったものです。

でもあんまり小さいと役とかわからないので、その場合は「いっせーのせ」というトランプ遊びをしておりました。

これはいつか嵐の番組でもやっていたと思うんですが、正式名称はわかりませんw

4人いたとしたら、Aが4枚、2が4枚…で4までの合計16枚のカードを用意します。

そして消しゴムみたいな握りやすくて壊れないものを3つ。
人数より1つ少ない数を用意します。

車座に座ります。
その中央に、用意した消しゴム3つを置きます。

カードを良く切って、全員に4枚ずつカードを配ります。
そして、「いっせーのせっ」という掛け声とともに、右隣の人にカードを流していく。

何回か繰り返すと、Aが4枚とか数字が揃いますよね。
そしたら、揃った人が輪の中央に置いてある消しゴムを取るんです。
後の人は、揃っていなくても早い者勝ちで取れる。

んで、取れなかった人が負け。

という至極単純なゲームなんですが、コレが燃えるw
ずーっとやってられるけど、子供同士のことなのでやっぱり年下の子は取れなくて拗ねるか、泣いて終わるという。

大人はこたつで花札の「こいこい」をして、子供は床でトランプの「いっせーのせ」や「ババ抜き」「ジジ抜き」をして遊ぶ。

あ、「ジジ抜き」は、ジョーカーの代わりにトランプの山から予め一枚抜いておくんです。
で、最後に残ったのがジジで、最後の一枚をもっていた人が負けってやつです。
これなら、ジョーカーを持って顔に出てしまう子供でもわからないので、最後までワクワクが持続しますw

うちはボードゲームも麻雀もやらないので、お正月といえば専らこればかりでしたね。
あ、一時期「アラレちゃんどんじゃら」をしていたこともありましたがw

あれもすぐにムーブメントが過ぎたなw

母方は町家の人間でザルばっかりだったんですが、父方は庄屋で下戸ばっかりだったのでどうも雰囲気が違う。

私はどちらかというと母に似ておりまして、気性も母に似ています。
だから正月の集まりは、母方のほうが面白かった。
いとこも母方は11人いとこがいましたし。
父方は…5人しかいなかったし、男の子でおもっくそ年上ばっかりで…。あ、その代わり女が私達姉妹しか居なかったのでおもっくそ可愛がられはしましたがねw

だいたい、父と母が10歳の年の差がある。
だから親戚も凄い年の差があって…
父方の祖父母なんて、私が生まれた時には遠にいなくて、小さい頃はじいちゃんとばあちゃんは一組しか居ないもんだって思い込んでましたよw

だからなんか異文化な父方と母方だったんですが、不思議と正月に花札というのは同じだったんですね。

一晩中やってたのもいっしょ。

子どもたちはトランプや、使い古した花札で大人の真似事をしてました。

それが楽しかったなあ。

お正月だから普段は飲まないお酒を、お母さんたちが飲んでたり。
だいたい、お父さんよりもお母さんたちのほうが、実はお酒が強いんだけどねw

いっせーのせで、消しゴムがなかったから代わりにみかんを使っていたら、途中で汁が噴き出して大人にめっちゃ怒られたりw

遠方からいとこが久しぶりに来たりすると、また楽しくてねえ。

私は父方でも母方でもいとこ連の中では下の方だったので、こねくり回されてましたねw

ごっつお(ごちそう)を作って、親戚を歓迎して…
そして一晩中遊んで…

昔はそんな集まりが、必ずどこかの家であったものです。

今はね、姪っ子が襲撃してくるだけだけどw
しょうがないよね。
いとこたちの家とは交流ないし、私達姉妹は二人だけだし。
私、結婚すらしてないしw

寂しいけど、でもやっぱりね人がくると疲れるから…
今はこの静かなお正月が気に入っています。
昔のお正月も楽しかったけど、あれは元気じゃないと無理だw

今日も朝から頭痛が全開で。
お正月は、ほんとずーっと頭痛い…

あ、ということで、りくえすと~むなんですが…
ちょと開催伸ばします…
次の週末にできたらいいかなあ…

ごめんしゃい…

[関連ジャンル] 人物  [作成日] 2018-01-03 22:53:29

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