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日記
閑話休題☆8

こんばんは。

ヘブシュガリク祭り完結して、ちょっとばかしのんべりとしております。
今、書く体調じゃないw

今月はPMSが酷くて、おまけに手も痛い。
ちゅうことで、いろんなことが中途半端なまま時間だけが過ぎているという情けない状況で…

おまけにねえ…

あ、ここからは明るい話題ではありません。
嵐の話でもありません。
創作の話でもありません。
BBAの友達の話です。
興味ない方は飛ばしてください。




同じ年の男の友達が甲状腺系のがんということで…
治療しねえとか言い出して。
何考えてんだよ…

確かにがんの治療って、余計に悪化させる恐れはある。
確かにあいつは家庭を持っていない。
守るものなぞないのはわかるがね。
だけど会社持ってるんだしさ…

40歳過ぎるとさ…いろいろと人生の事考えるよ。
池波正太郎もエッセイで「男は40過ぎたらいつ死んでもいいように考えなきゃだめだ」みたいなこと書いてるしさ。
現代は女も40過ぎたらこの先、自分がこの世から去った時のことは考えなきゃいけないと思ってる。

私もあいつも、結婚してないし子供も居ない。
戸籍だってきれいなもんさ。
だけどさ…
生きることを放棄してはいかんと思うのだ。

がん治療はしないほうが、下手すりゃ長生きできるけどさ。
でもやってみないとわからない。
抗がん剤治療以外の治療だってあるし…
緒形拳さんは、食事療法とかしてたしね。

実はこの彼は、ネット上のお友達で。
実際会ったことはない。
住んでるとこも、海を隔ててる(日本だけどねw)。
顔も知らないしさ。

だけど、なんかショックを受けてるんだ。
がんになったってことじゃなくて、治療しないって決めたことがね。

前向きな決断じゃないのは、性格上わかってる。
多分、放擲したんだろうなあと思ってる。

厄介なことに、この気分が私にはわかってしまったのだ。

別に嫌になったとかそういうことじゃなくて…
多分、立ち向かう気力がないんだろうなって。
今まで通り生活して、死んでいくのがいいって思っちゃったんだろうなって。

後は、事の重大さがまだ実感できてないか。
どこか他人事なんだろうね。まだ。
深く考えることができないんだと思う。
検査結果が出たのが今日だから…
まあしょうがないと思う。

私達の世代は、ちょうど教育が変わろうとした時期で。
だから不安定になりやすい人が多いっていう話もある。
詰め込み教育からゆとり教育のちょうど間であったということだ。

そんでね、大学とか卒業したころには超就職氷河期とか言われて、就職もすごく大変だった世代で。
バブルの恩恵なんて一つもなかった世代で。
むしろ親世代がバブルを知ってるから、なんでそんな給料すくないんだとか無駄に責められたりとかねw

あほみたいに遊び回ってた大人を見て、あんな大人になりたくないなって思ってたりとか。
でも下をみたら、ゆとりの子たちはのびのびと自分の人生を謳歌してて。
いつかコケるんじゃないかって見てても、あんがいあの子達は強くてね。上手に生きてる。
むしろ自分の融通の利かなさにちょっと呆れたりとかして…
上を見るとバブル世代の管理職が、あの頃のままお金を湯水のように使って好き勝手して、こっちを振り回してくる。

嫌になんだよね…
上とも下とも物の価値観が合わないんだよ。

そういう厭世的な気分になりやすいのが私達の世代の特徴じゃないかと思ってる。

もちろん全員そうじゃないし、全く当てはまらない人もいる。

だけど、奴と私は多分こんな感じ。

なんとなく考えてることはわかった。
だからなんかショックで。
そんな年で、死を受け入れてんじゃねえよって思うんだけどさ…
かと言って、強く化学療法なんて勧められない。
辛いだけなのは知ってるから。
むしろ命を縮める可能性だってあるのは知ってるからさ…

どっちがしあわせなんだろうか…

ありのまま受け入れて天寿を全うするのか…
それとも化学療法でもなんでもやって、とことん戦って、その末に生命を落とすのか…

私たちには自分の家族は居ない。
親と同居してて、ほんとにミニマムな人生を歩んでると思うよ。
奴に守る家庭があったら、また違ったのかな…

投げやりになってるわけでもなく、自暴自棄になってるわけでもなく、ただ、生きることを棄てた。
そんな奴になんと言葉をかけたらいいかわからない。

おまけにね。
ネット友だから、すぐ近くに住んでいるわけじゃない。
ぱーっと飲みに行こうぜって気軽に言える距離に住んでいないからね…

ネットの普及で、同じ価値観を持つ人と出会いやすくなったのはとてもいいことなんだけど…
こういうとき、距離がもどかしいなと思う。

どうしたらいいんだろうねえ…


ちゅことで、悩んでおく。

[関連ジャンル] 人物  [作成日] 2017-04-21 21:24:17

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