ファン登録690名様ありがとう記念BL
【大宮】
カツン…カツン…
地下に響く足音。
俺はなぜかここで捕らえられている。
壁から出ている鎖に繋がれて…
身動きがとれない。
「お前…誰なんだ…」
足音はなにも答えない。
腕の感覚はもうない。
繋がれた両腕は身体よりも高いところにある。
「頼む…ここから出してくれ…」
見上げると、暗い中に人影。
男のようだ。
「なんで…こんなことするんだ…」
影は革靴の足音を立てながら、近づいてくる。
「お前…」
「…智…」
「ニノっ…」
「いい格好ですね…唆るよ…」
和也は、俺の仕事仲間。
昨日だって一緒に収録したのに…
「何考えてんだよ…こんなことして…」
「わからない…?あんなに俺、必死で訴えてたのに…」
「なんのことだよ!?」
ニノはしゃがむと、俺の顔を両手で挟み込んだ。
「俺のものになってよ…」
「え…?」
「俺だけのあなたになってよ…」
「何言ってんだ…?」
ゆっくりとニノの顔が近づいてくる。
唇を重ねられて、やっと意味がわかった。
「待て…よ…」
「こうでもしないと、俺の話聞いてくれないでしょ…?」
「ばか…」
「え?」
「こんなことしなくても…ちゃんと言えば伝わるのに…」
「智…」
まだ近くにある顔に、身体を起こしてくちづけた。
「わかってたよ…?お前が俺のこと好きだって…」
「嘘…」
「嘘じゃねえよ…」
コツンと額をくっつけた。
「びっくりさせんなよ…お前にこんな趣味あるのかと思ってビビった…」
「え…こんな趣味?」
「SMとか好きなのかと思った…とりあえずこれ、解いてくんね?」
「あっ…うん…今…」
懐から鍵を取り出すと、俺の戒めを解いた。
「ああ…手がしびれてもう…」
「ごめん…」
ぺったりと石敷きの床に座って、シュンと下を向いた。
「ニノ…ちゃんと話そ…?」
「うん…」
ニノの隣に座り込むと、足を抱えた。
「あのさ…」
「うん…」
「ニノは俺のこと、好きなの?」
「うん」
「俺、男だよ?」
「うん。それでも好き」
「そっか…」
ニノが俺の腕をつかむ。
「智は…?どう思ってるの…?」
「好きだよ」
「えっ…ホント?」
「うん」
顔を上げると、ニノが照れくさそうに目を逸らせた。
「なんだよ…」
「な、なんでもないっ…」
そっとニノの腰に腕を回す。
「だから…もうこんなことすんなよ?」
「やだ…」
「え?」
「これね…俺の趣味だからっ!」
「ええええええええ!?」
「うふ…また鎖に繋いであげるね♡」
「いやいやいやいや…ヤメレ…」
後ずさって逃げようとするけど、ガシっと腰を掴まれて逃げられない。
「だって…さっきの智、最高にセクシーだったよ?」
「しっ…しるかっ!そんな一部のマニア向けな俺なんて、誰も悦ばんわ!」
「だからー俺が喜ぶんだってば」
「知らんがな!」
わたわた逃げる俺のズボンをニノはぺろんとめくった。
「あら…」
「わわっ…」
「綺麗なお尻///」
「ややややめろおおお!」
「うふふ…鎖よりこっちをかわいがるほうがいいかも♡」
「ふあーっ…やめろおおお!」
俺のばーじんっ…
わたわたしていると、尻を撫で回された。
「ひいいいい!ニノっ…」
「なあに?」
「じゃ、じゃんけんしよ?」
「え?じゃんけん?」
「どっちが男役か…な?」
「えー」
「じゃんけんして勝ったら、選んでいいから!ね!」
「…わかった…」
知ってるんだ俺…
ニノは必ずチョキ出すんだ。
だから俺はグーを出せばいい。
「「最初はぐー…じゃんけんぽんっ!」」
ニノ、ぱー。
俺、ぐー。
「のおおおおおおお!!!」
「智ー…俺がチョキ出すって思ってたんでしょ~」
「うん…」
「残念っ!もうその手は通用しないもんねっ」
「うわあああああ…」
ニノが嬉しそうに俺の尻に手を伸ばす。
「てっ…帝国ホテルがいい!」
「は?」
「せ、折角バージン失うなら、帝国のスイートがいい!」
「なに贅沢いってんの?」
「じゃあ、パークハイアットでもいい!つか、インテリジェンスならどこでもいい!」
とにかく引き延ばそうと必死だった。
その後、ニノはしぶしぶ部屋から俺を出してくれた。
「智…今度こそ…!」
「はぁ…」
俺はそれからあらゆる手をつかって、バージン喪失を阻止した。
だって、俺だってニノが欲しいんだもん。
このどっちがどっち戦争は、結構長引くことになる。
ちゃんちゃん♪
みーつーけーたー♥
わーい\(^-^)/わーい\(^-^)/
大宮だぁ~♥
最初、鎖とかでてきたからビビって読んでたら、両想いだった二人にホッと安心(笑)
そうしたら、まさかのジャンケン(笑)
そうしたら、智のホテルの要望には笑っちゃいましたぁ~
切実さが伝わってきて…ニヤニヤです♥
全部、小説開いて確認しちゃいましたよぉぉぉ。
そうして、こんな場所に…
のさまじょさんったら❗
カラフルⅢ、ピックアップおめでとうございます✨
これからも、のさまじょさんの嵐愛溢れる作品を待っています♥
見ーつけたっ!!(*^◯^*)
探したわぁ!でも、探したかいがありましたっ!!
ある記事を見て、地味〜に傷ついていたので、これは嬉しいわっ!
やっぱりニノには智くんがお似合いよっ!!(と、私は思っているんです!!)
これ、続きが気になりますよー!!
見つけてしまいました!
えっ!black??
かと思いきや…
ギャグ???
もう〜!続き気になります!
どこのホテルのスウィートで奪われちゃうのでしょう?(まさか…奪っちゃう??)
宝探しのようで楽しかったです❣
見つけましたよーっ!♪w
あちこち開けまくりましたw
まさかこんなところにあるとは…!w
ピックアップ、ファン登録者数、本当におめでとうございます!
毎日ファンの人数が増えていらっしゃるのを拝見し、凄いなぁと敬服しております。
大宮だ!♡と思ったら…お?ダークな感じ?…と思いきや違った!w
という風に、良い意味で振り回されましたw
オラオラかと思いきやキュートなにのちゃんに萌えました←
お忙しい中、本当にありがとうございます。
楽しませていただきました!!
ふふ、私が“一部のマニア”です(//∇//)
見たいですよ?
智のセクスィ〜なお姿♥
それにしても、
まさかこんなところに…ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ!!!
専用掲示板にこんな活用法があったとは…
なんでも物は使い用ですね(笑)
あ、続き?
見たいですよ?
是非ともニノには勝負に勝って頂いて…(//∇//)
ふふ、やっぱり私頭変になってるみたいだ(;^_^A
皆様ありがとうございます!
宝探し楽しんでいただけて大変嬉しゅうござます。
宝ってほどのものじゃないんだけどね。
折角専用掲示板があるので、なにかに利用できないかなぁと思って…
上手く楽しんでいただけたようで、嬉しいですっ
そしてね。ここなら…日記みたいにトップページに出る恐れもないので…
もしかして、ここでいろいろ書くかもしれません。
また別スレッドを立てるとは思うのですが…
今回は、こちらに辿りつけておめでとうございましたっ♡
また遊んでくださいね!
のさまじょさん!!
感想を書きに掲示板に来てみたら…
見つけちゃいましたーっ(//∇//)
ヤバいです…!
私確実に、一部のファンなので…!
もう!もう!おおみやちゃーんっ♡
ちょっとダークテイストかな?と思ったら
甘々で…可愛いです(泣)
必死にダダ捏ねる智くんも…ああ可愛い!
感想書きに来てホント良かったです(泣)
これからもお話楽しみにしています!!
ミカ
ファン登録700名様ありがとう記念BL
【翔潤】
「潤?起きろ」
「にゃ~…ぐぅ…」
「おい…もう…しょうがねえなぁ…」
ごそごそ布団の中をまさぐると、うつ伏せの潤のぷりケツに触れる。
パジャマのズボンを掴んで、一気にずり下げる。
「見つけた…♡」
べろり、自分の指を舐めて唾液をたっぷりと纏わす。
そのまま、さっき見つけた場所に指を突き刺す。
「ふあっ…」
潤の背中が反り返った。
「しょうくんっ…やあっ…」
「お前が起きないからだろ…?こんな無防備にいやらしい身体、晒しやがって…」
「やっ…寝てただけっ…んぅっ…」
「ほら…なにこれ…?うねってる…俺の指、離さないんだけど」
「やだ…違うっ…抜いて…お願い…」
潤の耳元に、わざと低い声で囁いてやる。
「…違うだろ…?潤…挿れて、でしょ?」
ぶるっと鳥肌を立てて、身体が震えるのを指先に感じた。
「ほら…言ってごらん?ちゃーんと言わないと、挿れないよ?」
「翔…くん…いじわる、しな、いで…」
ビクビクと身体が揺れて、言葉も途切れ途切れ。
もうこんなに感じて…
「やらしい身体…」
つぶやくと、頬を真っ赤に染める。
「おねが、い…んうっ…あんっ…」
ぐいっと指を寝かせて、潤のイイトコロに触れる。
「あっ…だ、めっ…」
「ほら…言って…?いつも言うじゃん…言えるでしょ?」
「あっ…あっ…しょ、くんのおち、んち…くださ…ぃ」
「どこに?お口?」
「下のおくちにっ…ひあっ…」
びくびくっと揺れたかと思うと、シーツに染みが広がった。
「誰がイっていいって言ったよ」
「ごめんなさ…」
とろんとした目で俺を見上げる。
口の端から、唾液が零れ出ていた。
「翔くん…」
指を抜くと、潤を仰向けにした。
「じゃあ、することあるだろ?」
「ん…」
潤の手が俺のスエットをずりさげる。
勢い良く飛び出した俺を手で掴んで、扱き出す。
「翔くん…もう熱い…」
「いいだろ…?この硬いの、お前好きだろ?」
「ん…食べたい…お口に入れてもいい?」
「いいよ」
潤が身体を起こして、俺の前に四つん這いになる。
この瞬間が死ぬほど好きだ。
潤を征服した気になるから。
ぽってりとした唇が、俺の先端を包み込む。
「っ…潤…」
「おいしい…ぬるぬるが美味しいよ…」
「よく味わえよ…?それ舐めたいって女は腐るほどいるんだからな?」
「うん…ありがとう…翔くん…」
ちゅぱちゅぱ音を立てて、潤の唇が俺を飲み込んでいく。
「ああ…潤…いい…いい子だ…そのまま喉の奥まで咥えろ」
「ん…かぷ…もっろ?」
「ああ…もっとだ…ああ…」
「しょうく…おいひぃ…」
「えろ…潤、やべえ…その顔…」
ぐいっと茎をほっぺに押し付けると、形がくっきりと浮かび上がる。
卑猥な画…
「潤…お前の咥えてるの、昨日の夜、お前の中に入ったんだよ?」
「ん…ふぅ…」
「お前、乱れて乱れて、なんつったか覚えてるか?」
「んん…」
「おしりのあな、壊して…」
「翔くん…?」
潤が俺の顔を覗きこんでる。
「へ…?」
「なに…言ってんの?」
「え…何って…」
むき出しの蛍光灯が目に入った。
がばっと起きると、テレビ局の楽屋だった。
「なんか…凄いこと言ってたけど…」
「えっ…あっ…その…」
ソファで横になってた俺は、いたたまれなくなって飛び起きた。
「なんでもないっ…」
ぐいっと手首を掴まれた。
そのままミーティングテーブルに引き倒された。
「やっ…潤っ…」
「大丈夫だよ…?暫く誰も入ってこないから…」
潤の手が俺のベルトに掛かる。
カチャカチャと音を立てて、外された。
ゆっくりゆっくりと、潤は俺の服を剥ぎとっていく。
「お尻の穴、壊して欲しいんだっけ…?」
「嫌…違うの…」
「違わないだろ…?俺、はっきり聴こえたんだから」
「お願い…お家に帰ってからにして…?」
「だめ…もう俺我慢できない。あんな卑猥なこと、翔が言うから…」
「違うのっ…違うのっ…潤っ…」
ずぶり、潤が入ってきた瞬間、夢の中でイけなかった俺は、あっけなく精液を吐き出したのだった。
ちゃんちゃん♪
ファン登録700名達成おめでと~(^▽^)/
まさかまさかの夢落ち(笑)
それにしても潤君たら…ムフフ♥
翔さんも何気にすごいこと言っちゃってるし(笑)
そして”おしりのあな”は、「壊す」つもりが「壊されてしまった」のねΣ(゚Д゚)
ふふ、こりゃ一本取られたわ(^_^)
作品は勿論だけど、こうして楽しませてくれるのさま嬢さん大好きよ♥
ファン登録700名!!おめでとうございます〜!
それにしてもすっごい人数(*^^*)
珍しく眠れなくて。
たまたま来てみたら、いいもん見っけ!(笑)
こりゃー、余計に眠れなくなったぜい(笑)
でもいいの。面白かったから!
たまには襲いたいっていう願望が見せた夢よねー、多分。
その夢を果たせる時はくるのかっ!?
頑張れ、翔ちゃん(笑)
ファン登録700名おめでとうございます!!
順調に増えてますね!♪
攻めの帝王櫻井と受けの可愛い翔くんが両方見れて、とっても贅沢♡w
攻めてみたかった翔くんが可愛すぎて…!
朝から悶えましたw
楽屋に他のメンバーが居なくて本当に良かったですね!w
あ、でも四人がいるところで寝言を言って、皆にからかわれて赤面する翔君と、それを見て赤面する潤くん…ってのも面白そう♡←
もうほんとに楽しませていただいてます!
今はかなりダメージ食らってるので、ここの小説を読んでいるときが幸せの一時です。
ありがとうございます。
のさまじょさんも、のさまじょさんが紡ぎ出すお話も、とってもとっても大好きです!!
らん
ファン登録700名おめでとうございます(*≧∀≦*)
記念小説ありがとうございます。まさかの翔さん受けオチ(〃ω〃)
夢でだけでも潤君攻めたかったのか?実は、潤君に夢の内容みたいな事して欲しくて翔さん自身が潤君にかぶらせて見ちゃった夢とか(〃∇〃)
のさまじょさんの書くお話しはとても描写が綺麗で繊細でファンになりました。
これからも、のさまじょさんの書くお話し楽しみにしてます(*≧∀≦*)
☆皆様へ
まとめてお返事ごめんなさい。
大宮から引き続き、また宝探しありがとうございました♡
今回はえっろw
なにしてんだよw櫻井翔w
実は前半の妄想はですね…翔さんの願望じゃなくてね。
前の晩、潤にされたことなんですw
だから玲聖さん、正解っw
そして「おしりのあな壊して」っていうのは、潤に言えなかったことなんですね…だから寝言で言っちゃったとw
もちろん、そのくらい激しく愛して♡ってことなんですがねw
本当に壊されることはあってはなりませんw
でもまさか楽屋でとは…帝王松本いや、どS松本かw
おばちゃん、やられましたわ!
「よく味わえよ…?それ舐めたいって女は腐るほどいるんだからな?」
これ書いた時、震えましたw
なにげに好きなセリフですw
すっごいこと言ってるよね、櫻井翔…いや松本かw
愛のお言葉、ありがとうございます!
ほんと元気になる…
嬉しいです!
頑張って、書けるよー!
お久しぶりです。何気なくのぞいてみてびっくりしました。こ、こんなところに、こんな素敵なお話が!!好き好き!のさまじょさん!楽しませてもらいました。相変わらず、愛のある文章で、ますます嵐さんを好きになります。受け翔さん好き〜。また読ませてくださいね♡
♡kayokoさま
コメントありがとうございます!
そうなんです…こっそりとこんなところに…w
私のこと応援していただいている皆様へのこっそりとしたおれいでございます!
愛のあるお話と言っていただけてとっても嬉しい♡
最近、櫻井作家になってるので、また受け翔さん書くかな~w
そこんとこもお楽しみに♡