なんか沢山の人に読んで頂いてありがとうございます…。
物語も半分くらい進んだ所で、今日はこの作品のモチーフになったモノを2つ紹介したいと思います。
◾️「月が綺麗ですね。」
まず1つは題名のこの言葉。
この言葉は夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したと言う逸話です。
時代も同じ大正時代の人物で、この話を知った時にすぐに題名とストーリーが決まりました。
実はコミュのお題スレ用の「月」の題材を探していた時に知った記事でして…。
コミュで短編書くつもりが長編になってしまったと言うお話です。
「愛してる」って鬼に言う事に疑問を持った主人公が、愛を伝える言葉として使ったフレーズです。
実際は無惨様に言っていただき、主人公は返事をしたのですが、鬼と人間の2人の語らいにはとても良いフレーズになったのでは無いかと思っています。
◾️ millenium parade×椎名林檎「W●RK」
そして2つ目は地獄楽のOPになったこの曲です。
皆様歌詞カード見ました?読めました?
私は全く読めませんでした。
仏教の言葉を幾つも使っていて、こちらの歌詞に関しては考察なども出ていていますので、そんな記事を読んでやっと理解する内容でした。
「月が綺麗ですね。」の様な綺麗な言葉とは裏腹な歌詞ですが、世界観はこちらの曲をモチーフにしています。
歌詞見ながら是非この曲を聴いて頂き、その後にまた作品を読んで頂けると、何故私が書く鬼達があんな風に描かれているのか。
主人公は何を恐れ、何と戦って、何を求めているのか。
作品をより深く楽しめると思います。
私が書いてきた中で1番難しい作品です。
原作が…とかでは無くて、鬼を愛した人間が何に苦しみ、何を諦め、何を求めるのだろうか。
そんな苦悩を少しづつ文字に起こし、その度に答え合わせの様にこの2つのモチーフに戻り考えて執筆しています。
回帰モノや離婚モノも書いてきましたが…。
今回に至っては全くもって想像も出来ない世界観でしたので、私の新たな挑戦になりました。
こんなにややこしくしなくても、相手が鬼でも愛ある素敵な夢小説がたくさんあります。
柱達との甘々なキュンキュン夢小説もたくさんあります。
全く需要と真逆の作品になりますが、鬼に生かされ、鬼に愛された1人の少女がどんな最後を辿るのか…。
私もまだ最終章まで書けていませんが、1ページ1ページを大切にしながら続きを書いていこうと思います。
1人でも多くの方がこの作品を読んで楽しんで頂けたら幸いです。
ちなみに誰落ちはもう決めました。
後半もよろしくお願いします。
執筆作品
作者ニュース
執筆レビュー
日記
推薦作者10人
読者リクエスト
当掲示板をご利用になる方へ
