蝉時雨ロスに陥りたくなくて、ゆっくり噛みしめるように頁を捲りようやく読破致しました
原作に重きを置いた世界観で生きる、実弥と夢主の2人
比喩で紡ぐ情景や心理描写が秀逸で、また読者に想像を委ねる余白が見事です
原作を追う所と追わない所、場面展開に思い切りがよく、鬼滅本編を振り返るというより2人の軌跡を辿るような心地
切なさはあれど、だからこそ繋いだ2人の未来が尊く、しあわせで溢れるようにと願わずにはいられないです
私的に不死川兄弟が大好きなので玄弥へのお兄ちゃん心も深く感じることができて嬉しかったです
今は完結の余韻に浸りつつ、番外編もゆっくり楽しみたいと思います
完結おめでとう御座います
[投稿者] 栗駒
[投稿日] 2021-07-06 18:19