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いつまでも変わらずそばにいて【黒バス*赤司様】

第1章 *プロローグ




このままだと、彼らはバラバラになってしまう…。


そう思ったのは何故だろう。


まるで息をするように自然に浮いてきた感情だった。


「征十郎。」


怖くなって、自分の制服を掴んだまま彼を呼ぶ。


「どうかしたのかい?」


とても小さかったはずなのに、彼はそれに気づいて振り返った。


私に向かって微笑みかける彼。


「征十郎、このままじゃだめだよ。みんな、バラバラになっちゃう。」


そんなこと彼はもうお見通しなんだろうけど、怖くて私はそう言った。



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