第12章 vs秀徳
第3Q
始まってすぐ緑間が2本の3Pを決める
だが、そのシュートは今までと違いリングに当たってかろうじて入るというものだった
火神の指が僅かにボールに触れていたのだ
緑(馬鹿な… コイツ(火神)ありえるのか⁉︎ 試合中にどんどん高くなっている⁉︎⁇)
火神は緑間にオールコートでボックスワンでDF
高尾がスクリーンをかけて火神を止めるが、それを振り切り火神はまた緑間の打つボールに触れることができた
緑間のシュートが外れたが、大坪がそのままダンクで叩き込む
だが、ついに火神は次の秀徳OFで緑間の3Pを完全にブロックした
火神の秘められた才能、天賦の跳躍力が開花した瞬間だった
そして大坪のダンクもブロックするが、これは火神のファウルになってしまう
火神(勝つんだ‼︎ 俺1人でも‼︎‼︎‼︎)
誠凛ベンチにて
降旗「まじで凄ェよ、火神‼︎‼︎ 秀徳相手に負けてねぇ‼︎‼︎‼︎」
『そうかな……』
(今の大我は…。それにあんな無茶なプレイばっかりしてたら体がもたない…)
黒「はい…。このままだとマズイ気がします」
その後も火神は大坪の上からダンクを決めたり、宮地のシュートをブロックしたり、火神の活躍で誠凛は一桁差にまで追いついた
だが、緑間が3Pを打とうとしたとき火神は飛ぶことができず、シュートが決まってしまう
(大我… やっぱりもうすでに足にきてる……‼︎)
そして誠凛OF、ヤケになった火神は日向の止めも聞かず、無理矢理シュートに向かう
それを緑間がブロックし、逆に秀徳にカウンターされてしまった
そこで第3Q終了
誠凛47-61秀徳