第32章 お祭り騒動
達がまず向かったのは、輪投げ屋
『わあー、あっ君さすが!!もう、ほとんど賞品のお菓子ゲットしちゃったね♪』
氷室「まさかアツシの腕の長さがこんなところで役に立つなんて」
紫「でしょ〜。んじゃ、最後に特賞でも狙おうかな〜」
そして、紫原の宣言通り特賞のタヌキの信楽焼ヌイグルミをゲットした
氷室「凄いな、アツシ!!こんな大きな狸のヌイグルミ見たことないよ!!」
『そうですね。可愛い〜っ!!』
紫「得意なんだよね〜」
『そういえば、氷室さんの欲しかった物思い出しました?』
氷室「ちょっとだけ思い出したよ!確か…、そんな大きな物じゃなくて片手に乗るぐらいだった…!!」
『……それだけですか?』
氷室「あぁ。……これだけじゃ分からないよな;;」
紫「まあ別に焦る必要もないし〜、他の屋台寄ってるうちに思い出すでしょ〜」
『そうだね♪』
達は次の屋台へ向かった
次の屋台は缶当てで、そこでも賞品のお菓子と特賞のノラえもん添い寝シーツをゲットした
氷室「これは日本の国民的キャラクター、ノラえもんじゃないか!!」
『氷室さん好きなんですか?』
氷室「まだ日本にいた頃は毎週ノラえもんのアニメを見ていたよ」
紫「俺も見てた〜。室ちん、そんなに欲しいならソレあげる〜。俺いらないし〜」
氷室「…俺ももらっても困るんだけどな……。でもせっかくだしもらっておくよ」苦笑
『あっ君、次はどこ行く〜?あっ、そういえばまだ金魚掬いしてないよね?』
紫「だね〜。じゃあ行こっか〜♪」