第1章 はじめまして
『こーらー、なる!今日からここは半田先生のお家だから基地は撤去要請出したはずだよ?』
「知り合い!?」
「ネェ、その件は飲めないって言えって美和ネェが言ってたぞ」
『まじか』
「うん!……なぁなぁ!兄ちゃんはジュノンボーイか!?」
「は?」
「こら、なる。いきなり失礼だろ」
「美和ネェが言ってたよ!ジュノンボーイはカッコいいって!この兄ちゃんカッコよかね?ジュノンボーイだ!」
『え?清くんジュノンボーイなの?知らなかった…』
「ちげぇよ!他の雑誌には採り上げられた事はあってもジュノンには載ったことない!」
「でも兄ちゃんカッコよか!」
『はははっ、そだな!確かに清くんはカッコよかね』
…えっ/////ほ、褒められた、かっカッコいいって…///
『でも中身がモヤシじゃけジュノンボーイじゃなかとよ』
貶されたあああぁぁああぁ!!!!
『ボーイって年齢でもなか、残念だけど他探してやってよ』
…ぐ、グサグサくる………
「テレビに出る人は年齢を若くゆうんだろ?美和ネェが言ってた」
『まぁそれも仕事のウチだよね』
「ああ!でもカウボーイは中年でもボーイだ!」
ガシっ
ブンっ
「ウォー」
「まったく…注意したんですがね…」
「スミマセン郷長も出て行ってもらえます?荷物整理するんで」
ガラガラ
ピシャッ カチャ
「カギしめた……」