• テキストサイズ

すろーらいふ【ばらかもん】

第1章 はじめまして



「娘から話しは聞いてるからさ、大体は理解してるからこの家は好きに使うといいよ。娘がお世話になってるしね。書道に集中してゆっくり書いてくれていいよ。娘から話しは聞いてるからね」

な、なんだ……やけに娘娘娘って…なんだよお父さんん!

『まぁ世話してるのは私だけどね』

「はっはっは、立ち話も何だから中はいって話そうよ。はい、カギ」

え?俺の家だよね!?ここ俺の家だよね!?

「…………ありがとうございます」

ガタガタ…ガタガタガタガタガタガタ

「あ、あれ?」

ガタガタガタガタガタガタ

あ か な い ! !

「貸して」 カチャ

す、すんなり……あれ?トランプが散らばって……お菓子にジュース?

「ここって……誰も住んでないんですよね?」

「あ、…ぅん……そうだよ」

「妙に生活感漂ってるような…」

『…?あ、タマ!美和!』

「シィーーー!!!」

「え?タマ?」

「き、気のせいだよ!気のせい…タマはノラ猫の事かな?あははは」

『なるほど。そういう方向性か!』

「え?何が?」

「なんでもないよ!さ、中へ!」

………俺の、家、だよな?



/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp