第5章 会いたくて
主人公side
また、魁斗の夢を見た。
扉に向かって立ち去って行く魁斗に手を伸ばした
朝は掴めなかった手を掴むことができそのまま魁斗の頬に手を添えキスをした
暖かくて優しい感覚。魁斗がそばにいるって実感できる
遥『……帰ってきた。魁斗が……帰ってきた。』
ついさっきまで抱き合っていたのに、、もう、何年も会っていないような感じになり
『おかえり』っと言った
でも、魁斗は何も話さない
私に捕まえられて悲しそうな顔をする
なんで?
私のこと好きじゃないの?
遥『魁斗。好き。好き。大好き。もう、私から離れないで!』
ぬいぐるみのようにただ私に抱きつかれている魁斗。
ねぇ、好きっていって!
離れないっていってよ!!
あぁ、真っ暗になっていく……
魁斗、、、また、、私の前から消えちゃうの………?