第4章 仕事ってしんどい。
「遥、起きてよ、、遥」
ん、、この声、、、
誰の声だっけ?
「遥ーー!ほら!目、開けて!」
あぁ、そうだ。
思い出した
遥『魁斗、おはよ〜♡』
ぎゅうーー
魁斗「はは、おはよう。遥」
私が抱きつくと優しく抱きしめてくれる魁斗。
あれ、でも暖かさがない………
ううん、そんな事はどうでもいい
そんな事よりももっともっと魁斗がそばにいることを感じたい
魁斗「どうしたの遥?今日はやけに大胆だね?」
遥『そう?何故かね、魁斗とこうするの久々なような気がして…』
そして、何故か魁斗が離れちゃうような気もする。
ギュッ!
魁斗の私を抱きしめる力が強くなった
そして、、、
魁斗「…………ごめん。遥」
謝られた。
遥『え?なんで謝るの⁈なんで!!』
嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ!!
こんな状況で謝られると嫌な予感しかしない
スルッと魁斗が私の腕からぬけ、髪をすき立ち上がった