第3章 自己紹介
カッカッカッカ
よし!我ながらよくできた!!
テレビとかでよくある名前を黒板に大きく書くってやつ、やって見たかったんだよね〜
遥『さて!改めて自己紹介ってことで上杉遥、24歳。このクラスの全教科担任と寮の管理人をします。よろしく』
ん、こんなもんかな?
2「はーい!はーい!質問ーー!!」
前後に2席づつある席の私から見て左後ろで手が上がった
質問⁉︎そんなのありなの⁉︎
遥『え、じゃあ、どうぞ』
名前わかんないからとりあえず指差しで指名する
人を指差しちゃダメなんだけどね!!
2「あのね!寮の管理人ってことは同じ寮に寝泊まりするの?」
遥『あー、うん。多分そう言ってた』
3「マジで⁉︎よっしゃ!むさ苦しい寮は今日で終わりだ!」
2「やったーー」
うん、大体このクラスの子達がわかってきた
以上にテンションが高い子2人と男の娘が1人、空気を読めない子1人っと、、メモメモ
遥『じゃあ、一人一人自己紹介して』
ハイタッチしていた2人が席に着いたのをみて話し始める
わーわーなってる時に言ったって言うこと聞いてくれないからね
3「順番的に俺からか?」
右側の席に座っていたテンション以上な子が立ち上がり私のほうへ向かってくる
え、なんでこっちくるのかな?
トンッ
遥『え、ちょっと。え?』
黒板と男の子に囲まれていわゆる壁ドン状態の私。
うそ、こんな公の場でこんな……
顔から火が出そう
清水「俺の名前は清水零(しみず れい)俺と本気の恋愛しよーぜ。せ・ん・せ・い」
遥『っ!!……あ、うん、えと、とにかく離れようか?』
清水「へーい、せんせぇーの仰せのままに」
あー、ヤバい
耳元で囁かれるの何年ぶりだろ?
めっちゃドキドキ言ってる……
あぁ、それよりメモを。。。
【清水零(しみず れい)
⚫︎金髪、ピアス、青い目
⚫︎危険
⚫︎イケメン!! 】