• テキストサイズ

僕らのかたち

第11章 あらたなひかり


彼女を追いかけようとしたけど・・・

遅かった。それを拒んだのは近くにいた女の人。
この人の名前は最初いってたけど興味なんてなくって
聞く気もなかった。
あのとき彼女を引き止める言葉が出ていれば
傷つけることなかったんだよね・・・僕いつもこう不器用なんだ。



ここまでさがしに来てくれて、あの時読んだことも気づいてくれる。そんな愛らしい彼女に会いたかったのは僕も同じなのに・・・意地張って強がって拒んだ。
























---------------------------------クス・・・ヒッ





なぜかナミダが止まらない。




別に静くんがだれと仲良くしてようと関係ないこと。
むしろ、静くんはあれだけ自分を変えることもできて
仲良くなれてそれこそよかったとも思ってる。

どうしてなの・・・
おちついてわたし




そうやって思うたびにこの涙が止まらなくなる。





















エレベーターは一階に止まると
走って学園内にある広場まで涙を流しながらすすんだ。




/ 183ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp