第9章 穏やかな日々
ひとみ「そんなこんなで、
私がここでこんな話をするのは訳があってね・・・
あんたすっごく可愛いから男子たちも
ほっとかないんだけど・・・
あの人たちの周りには心の汚いやつらもいるのよ・・・
だから気をつけてねって
忠告しようとしたの!
私も出来るだけ力になるから!
なんかあったらすぐに言うのよ!」
彩はふとひとみの優しさに触れて
うれしくなった。
「ありがとう!ひとみは物知りだね。私も気をつけるね。」
ひとみはほっとしたように安心した表情をしていた。
彩は忠告をきいたけども
あまり危機感は感じていなかった。
二人共たまたまあって知り合った程度のことで
もう会うこともあんまりないと思っていたからだ。
ひとみ「じゃ、なにたのもっか?」
あ、注文わすれてた
彩「わたし紅茶がいいなぁ。あったかいストレートティにする。ひとみは?」
ひとみはえっとって言いながら
注文を決め店員を呼んだ。