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僕らのかたち

第6章 暗闇の青









そういって顎でさした方向には
あの男の子が二人の男に殴られ続けていた。
制服もボロボロで相当辛そうで声も発していない。








「いや、やめて!死んじゃいます!!!」






その言葉をきいた男はにやりと微笑み彩の顔を
まっすぐみつめ近づいた。息もかかるくらい近くに。


近い!いや!






















『じゃあさ。君が俺の言うこときいてくれたら。コイツ帰してやるよ。』
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