第16章 僕らのかたち
彩はフェスのことで頭がいっぱいだと思い詰めてしまいそうだったため、久しぶりに喫茶店オアシスで休憩しにきたのだった。
あともうちょっとで本番か・・・これに合格したら
夢、デザイナーになっていろいろなことできるかな・・・
まず静君を輝かせることが第一歩だよね・・・
休憩しにきたのに
こんなこと考えちゃう
でも、これは楽しいことのイメージだし平気だよね。
悟「ね、彩ちゃん?」
「・・・」
悟「ね~、彩ちゃん?きいてる?」
「・・・」
悟「これは傷つくな・・・彩ちゃん?」
・・・・・ちょんと軽く凸ピンをする悟
彩「あ、びっくりしました!悟さん!」
悟「あははは・・・その顔!かわいいよ。
思い詰めすぎだね。彩ちゃんは、どう?静くんだっけ?」
彩「静君は素敵すぎて、いろいろやりたい、こうしたいっていうことが増えてきちゃって本番までそわそわしてるんです・・・。思い詰めてるっていうか期待で膨らんでわくわくしてるっているか・・・」
悟「ふふ・・・なんだかそんなステージ俺も早く見てみたいな。彩ちゃんのつくるステージ。俺らも負けてらんないけどね!★
しっかりと洋の範囲に俺たちは固められて指導されてるよ。でも俺たちのできることを理解してくれてるから、ぶつかることもあるけど、あいつなりに努力してくれてる。俺にとっては最後になるからしっかり合格サイン出してもらうようにしないとね♪」
悟さんにとっては最後でこれ以上ない機会なんだよね・・・
楽しみの気持ちもきっとおおきいけど
それ以上にプレッシャーもあるんだろうな・・・