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僕らのかたち

第16章 僕らのかたち


私たちはこれから自分たちの夢をつかむため、夢中で新たなステージを作り始めていた。
ずっと夢をみていた彼、静くんと作り上げるステージ・・・絶対素敵なステージにしてみせる!


高坂フェスタまであと一か月になって、それぞれのグループは仕上げに取り組んでいた。この学園では学年関係なく、ふぇすには参加できる決まりであり、そこで好評化が得られればプロまたは卒業できる。だが、3年という決まりの中で行わなければならず、チャンスは3回のみ。すべて脱落に場合退学。厳しいがそれだけ色々な手を使い卒業している生徒はたくさんいる。
洋と悟は今回がラストチャンス他の参加者も気合が入っている。



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その頃、彩と静は・・・




彩「静くん!!!最近頑張りすぎてない?大丈夫ですか?」

「いえいえ、もうすぐですし!あと僕たちのステージまで時間もないですし・・・いま頑張らなくっているやるんです?」と微笑みを浮かべている。
以前、二人の間にはいろいろあったがその吹っ切れた静はいつも以上に自分を持つようになり、彩と一緒に準備を進めている。


「そうですね!私も気合いいれなきゃですね!」


「「ふふ」」

二人で笑いあい、二人の距離は少しずつ縮まっているのでした・・・


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1...2..3...4
はい
1...2...3....4
洋「二人のリズムが違う!!!もうすぐ本番なんだぞ、このクオリティは!!」


昇「はい!!!すみません!!もう一度やります!!やらせてください!」

悟「はぁ・・・・ちょっと洋・・・きついんだけど・・・」



洋「何やってんだ!それでもプロかよ!俺はできるから求めてるんだぞ!練習で出来なきゃ本番でできる確率は0に近いんだぞ。」

悟「もーー。わかってるって!そんな気を張り詰めたってできるもんもできないからさ。昇も足つるよ!休めって」

晃「あ、いえ!洋さんに言われて気付いたんです。俺もリズム遅れてるので、悟さんにこれ以上迷惑かけられないんで・・・」



・・・・・いて・・・


いきなり晃が座り込む


悟「おい!大丈夫?・・・・足いたむんだね?炎症起こすと痛みますから、やっぱりいったん休憩しよう」

洋「・・・・・」

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