第13章 新たなステージ
夕日を見上げ はかない空に消えゆく笑顔
君を輝かせる
ひかりはどこになるの
涙は心にふりつもり
溢れ出すきもち
今の思いはわからないけど
君だけにきこえてるわけじゃない
いつも伝わるsignは僕に届くよ
・・・静かに歌い上げる静の声は本物だ。
彩は実際にみる彼の歌声に
響かせられた。
「す、すごいです・・・。
あの・・・・私とペアを組んでもらえませんか?」
いきなりのことだったが
その小さな声がしっかりと聞こえた静は
驚いた。
「え・・・僕なんかであなたの才能をひきだせますか?」
「はい!!!私ずっと夢見てたんです。彼の素晴らし、人を笑顔に導くステージきっとできます!
やってみせます!」
「・・・ぼ、僕なんかでよければ大歓迎です!!!彩さんがペアだなんてやる気が100倍です!」
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思いもよらないタイミングで
ペアが決定した二人。
「ふふ・・・余裕こいてちゃ負けるね。こりゃ
俺も本気ださなくっちゃね。
洋はがんばってるかな?
おもしろくなってきたな~」
そんな二人をみる人がいたことも知らず
帰ることにした。
---------------続く