第12章 湧き上がる思い
目の前には
出演者の文字。
ちょっとこういうところ緊張しますよね。ドキドキ
扉の中を除くと想像以上に結構な人の数
あっ!晃くんいた!
「あきらくーーーーーーーーん!」
なぜか見つけた喜びで
手をふり入口から叫んでしまった。
運のわるいことに晃がいる場所は入口よりも奥側にいた。
「えっ?!;;;
だれ?
彩ーーーーーーーーーっ?!」
そして晃も叫んでしまった。
まわりの出演者の視線が刺さった。
「晃・・・お前・・・ぷぷ・・・」
「へ?!っ/////俺、めちゃくちゃ恥ずかしいよな。今。」
「そうだな・・・ぷぷ」
隣にいた同じくダンサーのやつが必死に笑いをこらえていた。
「みんなごめんっ。なんにもないんだ/////」
「なんにもないって・・ぷぷ・・・
だめだ・・・あははははははっ」
恥ずかしい気持ちを知らずか
隣にいるやつは腹を抱えて笑っている。
そして入口にいた彩も
はずかしくなり顔を真っ赤にし縮こまっていた。