• テキストサイズ

僕らのかたち

第12章 湧き上がる思い





トントン



「へっ?」


「こんにちは♪彩ちゃん!」




「あ!お久しぶりです白河先輩!おげんきでした?」





困っていた彩の後ろから声をかけてきたのは
白河悟だった。
悟は人目を気にしているのか、いないのか
何も変装せずにいた。




「そーだね♪すっごいひさしぶりだね?あ、変装しなくて平気なのかって?」


「?!なんでですか?・・・」

「いやいや、僕のかんかな?彩ちゃんすっごいわかりやすいもん笑」



え・・・わたしって声にだしてないのに
わかりやすいの?





「そうそう。なんかお困りかな?彩ちゃん♪」




こういうときに来てくれる先輩って
絶対神様だと思う。



頼るしかないよね・・・


「はい・・・あのですね。
今日出演する赤坂晃くんって人に出演前に会う約束してて・・・でも今スタッフの人に伺ったら駄目みたいで・・・どうしようかと。」











/ 183ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp