第2章 出会い
ゆきside
暇だなぁ…
そうだ。
屋上行ってみよう!!
和先生に見つかると
怒られるから、バレないように
屋上まで向かった。
ギィー
ゆき:「んー、風が気持ちぃ~…あ…」
先客がいた。
?:「君、患者?」
ゆき:「そうだけど…たぶん、もうすぐ退院できる。あなたは?」
?:「…俺?俺は…ここが、家かな…」
ゆき:「…え…?じゃぁ、ずっと?」
?:「そう。…あ、俺、松本潤。君は?」
ゆき:「櫻井ゆきです。」
潤:「ゆきちゃんね。よろしく。」
そう言って、ニッコリ笑った。
その笑顔に、ドキンッとした。