第10章 Grow up in game
日向の空回りっぷりが凄すぎる…
ものすごく呑まれちゃってる
場の空気に…
そして、迎えた青葉城西のマッチポイント
そう、次のサーブが………
日向だ
みんなが「よりにもよって」みたいな顔してる
田中さん
「影山!…アイツ呼吸止まってねえか
大丈夫か」
影山
「俺に言われてもわかんないッスよ!」
田中さん
「じゃあ、津田」
葵
「なんで僕にふるんですか
僕だって、わかりませんよ」
ピーッ
日向がサーブを上げる
(上げるというより、むしろ笛の音にびっくりして離してしまったって感じだけど)
ーーーーーバチーン!!ーーーーー
上げたサーブは
前にいた影山の後頭部へロックンロール
ピピーッ
虚しくなる笛の音
戦慄する空気
1セットが終わり、日向は恐怖の時間が来る