第3章 1日目
「ん~?この子は九尾だよ~。あ、間違えた。右近だよ~」
代表で、あたしが説明した。
「…驚かせんなよ。この歳で九尾とかありえねぇだろ?」
またまた~と、いうふうに飛が返す。
「ん?いや、ありえるよ。この子九尾だもん」(タ)
めんどいので以外省略。
「あー、それにしても驚いたな。まさか九尾『キーン コーン カーン コーン』…だったなんてな」
チャイムに邪魔されながらも
とりあえず続けた飛。
「おしゃ、チャイム鳴ったで!ほら、さっさと出た出た!気ぃつけて帰るんやで~!」
なぜか嬉しそうに先生が言う。
そして、楽しかった1日が終わった。
(それにしても、まさか本当になるなんて…なんか心配だなぁ…)
帰り際、あたしはそう思った。
あの日記のことは、誰にも言ってはいけない
なぜか、そう感じた。
ただ、今は新しい仲間も加わった。
あの事は気にせず、楽しんでいこう──