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妖怪日記
第3章 1日目
「あの…アイツって、誰?」
右近からすれば至極もっともな質問が飛んできた。
白存が説明する。
「このクラスには、もう一人男子がいるんだ。名前は…」
「すみません、遅れましたー!!って、あれ?先生は?」
『飛(トビ)!』
「はい、遅刻2334回目~」(タ)
「なんでそんなに遅れんの?」(か)
「ありえないだろ」(白)
「もう帰る時間だし」(鉄)
「おっ、そいつ誰?」(飛)
『全部スルー!?!?』
思わず五人がハモった。
右近は言った途端、恥ずかしそうにうつむいてしまった。
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