第3章 1日目
「…ったく、これやるとめちゃ疲れんのに…ブツブツブツ…」
(この先生、文句しか言わないな…)
全員がそう思った。
「あの…なんで白さんは遅れた…の?」
不意に、右近が白に聞く。
「あぁ…あんま関係ないけど、白は、アダ名っつーか呼び名。本名 白存」
「えっ、そうなんですか!?すみませんでした、白存さん!」
「…いや、別に良いよ。つか、白で良いよ」
「!ありがとうございます!!」
とっても嬉しそうな右近。
これを見てあたしらは
(これは、もしかして もしかすると…??)
ニヤニヤ笑いが止まらないのであった。