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チイサナイキ

第7章 第五の日


『え、ちょ、待って…』

『ここからでられるの?』

椎菜は驚きを隠せないようだ。

『さぁ。足を出して』

相手は話を聞いていないどころか、何か呪文を唱え始めている。

『え、え、え?』




『さぁ、なおったよ?歩いてごらん。』

女の子がいう。……だが治るわけない…


『ムリだよ!歩けない!』

『どうして諦めるの?』

女の子は覗き込むように見てきた。
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