【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第50章 *もうちょい【高尾和成】*
*おまけ*
「ちゃん!」ぎゅ
「どうしたの?」
「オレと付き合ってくれてサンキューな」
「い、いきなりだね」
「あれ、照れちゃった?」笑
「そりゃそう言われたら照れるよ……」
「へへっ!んで、お前はどーなんだよ」
「私?」
「まだ質問の答え貰ってなかったからなー!オレと付き合った理由!」
「それは……和成と一緒だよ」
「オレの事が好きだからって?」笑
「う、うん……」
「どこが好き?」
「練習とか試合じゃ一変して真面目に頑張ってるとこ。あの真剣な目が好きなの。それに凄く優しくて……私の心配してくれたの和成が初めてだった。無理すんなよって。その時頭触られたの今でも忘れられない……」
「ちょ!マジ勘弁!こっちが照れるじゃねぇか!頭とか思い出させんなよ!」
「聞いたのは和成じゃん」
「そーだけど…!オレあん時既に好きだったんだぜ?!」
「そうなの…?」
「そーだよ!……ちょっとは近付きてーなって」
「ドキドキだった?」
「まあ好きな女の前だし?緊張くらいするっしょ!今もそーだし」
「そうは見えないんだけど……」
「マジだって。耳当ててみろよ、ほら」
「……ホントだ、速いね」
「だろ?お前の前じゃいつもこーだぜ……」
*終わり*