【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第48章 *もう会えない……【虹村修造】*
と、愛撫を再開するオレ。
けど〝どのタイミングで切り出したらいいか〟と考えてしまって……完全に集中出来ていなかった。
このひと時を身体の芯まで堪能したいのにそうさせてくれない。
邪魔ばかりしてくる。
「……もっとオレを興奮させろよ」
「え、興奮……ですか…?どうやって……」
「声出せ……恥ずかしがってねぇでもっと出せよ……」
「えっ、えっ、ちょっと待って下さい…!何するんですか…?!ひゃぁっ!」
「っハァ……足りねぇぞ……出せ…っ」
「あぁっ…!先輩やめ…っ、はぁっ……んぅん…っ!」
今考えなくてもいいだろって自分に言い聞かせても無駄で、ついイライラしてしまう。
この考えを頭から振り切るには興奮を高めるしかない。
そう思ったオレはの両足を抱えて顔を寄せた。
口の周りが蜜で濡れても気にせずに舌を伸ばし続ける。
早く余計な雑念を消し去りたい一心で荒っぽくしてしまうけど……
お陰でからは全て聞き取れないくらいの声が出るようになった。
「ンっ……ハァ…っ、すげぇな……ンン……」
耳の中がでいっぱいになって、徐々にのめり込んで来たオレの舌は落ち着きを取り戻す。
敏感な部分を優しく弄れるくらいに。
今までは可愛い反応ばかり示すを苛めながらする事が多かったオレ。
けど今回は微塵も意地悪する気はなかった。
何回も抱いてきた中で今が1番優しい……。