【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第4章 *結婚初夜【黒子テツヤ】*
とまあこんな感じで騒がれて、次はさんが入場するんですが……
ここでも皆さんうるさくて……僕呆れちゃいました。←
「なんか……皆凄いね」こそっ
「……はい。でも気にせずやりましょう」
「そうだね」
式は聖歌を斉唱したり、司祭さんが聖書朗読したり誓いをたてたり……
指輪を交換して……多分皆さんが1番盛り上がるであろう誓いのキスまでやってきました。
「緊張しますか?」こそっ
「う、うん。だって皆見てるし……」
「大丈夫です。打ち合わせ通りに頬にしますから」
「あ、そうだったね…!忘れてた……」
「いきますよ……」
「うん…。…んっ……?!」
「クスッ」
事前の打ち合わせで「私唇はちょっと恥ずかしいな…」とさんが言ったので、担当者さんに聞いてみたら「今は省略したり、唇以外の場所にする方もいらっしゃいますよ」との事だったんです。
ならせめて頬にしませんか?と自分で持ち掛けておいて……しちゃいました、唇に。
……だから後ろの方から「おおお!!」という声が聞こえて、
青峰君なんか「うおおお!!テツ!!」
……でした。