【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第4章 *結婚初夜【黒子テツヤ】*
黒子side
「あら?ご新郎様は……」
「ここです」
「きゃ?!びっくりした…。ご、ご新婦様をご覧になられますか?」
「いいんですか?」
「ええ。もうお支度は済みましたから」
そう言われて僕は鏡で自分の姿を見てみました。
真っ白なタキシードに身を包んでます。
ここは式場の控え室。
そう、これから結婚式です。
「失礼します」
「あ…!テツヤ!」
「…さん…?」
「へへっ」
係りの人に案内してもらってやって来た新婦の控え室。
そこに居たのは純白のドレスに身を包んでる僕のお嫁さんが。
試着で幾つか見てはいたものの、髪や化粧まで完璧に仕上がってる姿はこれが初めて。
綺麗過ぎて……僕には眩しいです。
「綺麗ですよ」
「ありがとうっ!テツヤもかっこいい!」
「なんか僕は着られてるって感じがするんですけど……」
「そんな事ないよ!似合ってる」
「ありがとうございます」
「でも緊張してきた……」
「大丈夫ですよ。上手くいきます、僕が付いてますから」
「そうだね…!ありがとっ」