【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第43章 *あの約束の前に【宮地清志】*
「隠し持ってたの…?!」
「オレのじゃねぇよ!」
「じゃあ裕也くん…?大丈夫?勝手に使って」
「今彼女いねぇから大丈夫だろ」
「ふーん……って、そうじゃなくて!待って今入っちゃ…!」
「声出すなよ…っ」
「ダメ……ンン!」
滑って危ないから座ってヤる事にした。
さっきみたいに向かい合う状態で繋がってるからが良く見える。
が、こいつは口を尖らせてオレに睨みを利かせていた。
それに気付いて少し強引過ぎたか……と反省。
「見られたらどうするの…?」
「オレと風呂入りたいなんて思う奴はお前しかいねぇよ」
「でも……」
「今更やめられんのか?お前は」
「う……」
「オレは……悪りぃ、この通りだ。やめたくねぇ。けどお前が本気で嫌なら抜く」
「そんな……私だってやめたくないよ……」
「なら動くぞ。いいか?」
「う、うん……」
「よし……」
ありがとうの意味を込めての頭を撫でたオレは、こいつの腰を掴んで運動を始めた。
は唇噛み締めて堪えてるけど殆ど意味がない。
時々口を開かせて息を吐くと同時に声も発してしまう。
かなりしんどそうな顔をしているのを見て、次は遠慮なく喘がせてやらねぇとな……と思った。
けどそれより重大な問題が残っているのを忘れてはいけない。
「っ……オレと……付き合うだろ…?」
「ンン…、はぁっ……うんっ…!」
「これからも面倒見てやるから……離れんなよ……」
「もう……何それ…っ」
「うるせーなっ……お前可愛いから色々心配なんだよ……」
「キヨ……」
「っ……見んじゃねぇ……撲殺するぞ……」
「ふふっ、キヨ大好き……」
やっぱ「可愛い」は恥ずかしい。
でもこれで……問題は無事解決だ。
*次へ続く*