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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第42章 *オレとお前【青峰大輝】2*




「ん!ーーーっはぁ…!あぁっ……」

「動くぞ…っ」

「あっ大輝ぃ…っ!ンはぁっ……」



一瞬だが〝このまま挿れてぇわ……〟って思ってしまったオレ。

けどそれではを傷付けてしまうだけ。


もう二度と悲しい涙は見たくなかったから……
首振って考えを断ち切り、ゴムをつけた。


これが愛だとらしくない事を考えながら打ち付ける腰は速さを増し、全身に良い意味での怠さが広がっていく。



「んぁっ!はぁ…っ、ンン!」



それからよく見れば……こいつはほんの数ヶ月でかなり良い女になった。

他の野郎に取られなかったのは奇跡かもしれない。


今までずっと想ってくれてありがとうと……伝えてやりたいと思う。

でも礼は「好きだ」と言うより恥ずかしかったりする。


だから結局言えないまま自分も果ててしまう。


のだが……



「大輝……」

「あん…?」

「ありがとう……」

「むっ……」



はそれを言ってのける。

これまでで1番の笑みを浮かべながら。


さっきまで考えていただけに益々照れ臭くなって頭を掻くオレ。


けど言うなら今しかチャンスはないと思った。
流したらこれから先ずっと言えないままになりそうだと。




「それはこっちのセリフだバカ」

「え…?」



こういう時は目を合わせられないけど……


ちゃんと伝えるから……受け取ってほしい。



「……サンキュ」




*次へ続く*
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