【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第39章 *何が足りない?【高尾和成】*
*おまけ*
「高尾くん…?」
「ただいまちゃん!ごめんな遅くなって。大坪さん達しつけーからさ」
「どうして……私愛してるって言ったのに血が……」
「当然っしょ?オレ達が愛し合ってんのに邪魔すっから」
「そんな……」
「ちゃんが行方不明だーっつって心配してさ。先輩達が心配する事ねぇじゃん?オレがいんのに」
「っ……」
「なーに泣いちゃってんだよ!そんなにオレが離れて寂しかった?」
「高……和成……」
「ん?」
「逆にどうしたら和成は私だけを見てくれる…?」
「見てるぜ?どんな時でもお前だけを見てる」
「違くて……周りなんか目に入らないくらい……他の人なんか気にならなくなるくらいに私を見てほしいの……」
「ちょ、可愛いなーお前。そんなにオレを愛しちゃってるなんてさ」
「ねぇ和成……そのナイフ貸して…?」
「ん?血ぃ付いてんだぜ?あいつらのなんか汚ねぇっしょ」
「和成が汚れてるの見たくない……持ってるから洗ってきて…?」
「そ?ならーーーーっ?!」
「ごめんね……死んで……和成…っ」
*終わり*