【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第36章 *ヤンデレ【火神大我】*
『お前、今何処にいんだよ』
『誰か側にいんのか?』
『そこ動くなよ』
『殺ってやる』
という電話を受けたは真っ青。
手が震えてスマホを落としそうになる。
嫌な緊張と冷や汗が半端ない。
「さん…?どうかしましたか?」
電話に出てから急に顔色が悪くなったを心配するのは黒子。
どう問い掛けても震えているだけで心配がつのる。
一体は誰からの電話に出たのだろうか。
「さん…?」
「逃げて…!!」
「えっ?」
「早く!来ちゃうから!」
「誰がですか?」
「いいから早く!後は私に任せて黒子くんは逃げて!」
ただならぬ雰囲気。
は懸命に黒子に訴えてこの場から帰す事に成功した。
だが自分まで居なくなったらそれこそヤバい為残っている。
「よう」
「た……大我……」
「お前だけかよ」
そこに現れたイカツイ男、火神大我。
彼はの彼氏である。
なのに怯えてしまうのは……火神が狂ってるから。
の事になると人が変わるのだ。