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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第31章 *ヤられる笠松【笠松幸男】*



「あ、あのよ……」
「あ、あのっ…!」



なんとか決行したくて声を出したはいいがばっちりハモる。

そしてまた顔を赤くする二人。


もうどんだけピュアなんだよ!ってツッコミたいのは山々。

には前に彼氏が居たのにこの状態だ。



「……」

「はっ、はい!」



少しの沈黙を先に破ったのは笠松。

の顔は見れないままだが、ギチギチと腕を伸ばして勢い任せに肩を抱き寄せた。


彼の勇気ある行動に是非拍手をお願いしたい。



「先輩…?!」

「い、いいから……黙ってろ」



んで、ここからどうすればいいんだ…!


笠松はまともに考える事が出来なくなっている頭をフル回転させて突破口を探る。


が、そうしてる間にも手汗が出て来てヤバい。



「先輩…?」



そんな笠松を助ける為、今度はから行動に出る。


ブツブツと話す笠松の頬に手を添えて自分に向けさせ、「目を閉じて下さい」と言ったは……

彼の真っ赤な顔を見ながらゆっくりと唇を近付けていった。
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